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シリーズ企画と単発動画、それぞれを投稿することのメリット、デメリット

YouTube上に動画を投稿する際に企画の合計時間が長くなった場合、「前編、後編」や「パート1~」などのようにシリーズのような形をとることがあると思います。今回はシリーズとして投稿する場合、もしくは1本の動画にまとめる場合のそれぞれのメリット、デメリットについて考察、解説していこうと思います。

シリーズ動画のメリット、デメリット

シリーズ企画の動画を投稿することの最大の利点は、継続して自分の動画を再生してくれる視聴者が安定的に得られることです。自分の投稿しているシリーズが気に入ってもらえれば、その視聴者はその後の展開を見たいと思い、次の動画を視聴する。そして最新の動画まで視聴し終わったら、チャンネル登録をするでしょう。そこまで視聴したということは、あなたの動画を気に入っているということですから。
ほかにもシリーズ化するメリットとして、無理に内容を詰め込む必要がなくなるので、収録時点であった見どころを無理にお蔵入りさせずにすんだり、シリーズ一周分を視聴したときの総再生時間が長くなりやすいので、広告収入が少しだけ増えたりするなどがあります。

逆にデメリットを述べていきましょう。一番大きいのは、シリーズ最初の動画まで遡ってまで視聴して貰えるほどの興味を抱かせるのが難しいということです。もちろんシリーズの途中の1つの動画だけ見ても楽しめる動画は作れますが、やはり全て見てもらえた方が嬉しいですし、数字にも繋がります。それを実現しにくいというのは、大きなデメリットといえるでしょう。
次にあげられるのが、動画の展開がスローになりやすいことです。シリーズ化することで無理に詰め込まなくてもよくなるものの、反面内容が希薄になってしまう危険性もあるので、引き延ばし過ぎには注意しましょう。
この他に、シリーズが長引くことで後々失速ぎみになりやすくなったり、内輪ネタが多くなって新規の視聴者を獲得しづらくなる、あまりに長すぎるシリーズだと最初から見るのをやめてしまう人がいることなどがデメリットとしてあげられます。

次に、単発動画を投稿する場合

のメリット、デメリットについて説明していきましょう。

単発動画のメリットとデメリット

YouTubeの動画の多くは単発の動画ですが、その形式をとるメリットはなんでしょうか?

一番のメリットは「気軽に視聴を始められること」にあると思います。シリーズものの動画と比べて単発の動画は1つの企画全てを視聴するのにかかる時間が短いため敷居が低くなり、ためしに見てみる、といった視聴者が増えやすい傾向にあります。
とりあえずためしに、と見始めた視聴者も、動画が面白ければ最後まで見て、チャンネル登録などもしてくれるでしょう。
他のメリットとしては、動画の再生数を1つの動画に集中させられるので急上昇ランキングなどに載りやすくなったりすること、企画の内容が一本の動画にまとめられることで動画のテンポが早くなりやすいことなどがあります。

では、単発動画にまとめることでのデメリットとはなんでしょうか?
最大のデメリットは、自分の他の動画に誘導することが難しいということです。もちろん面白い動画を安定して作ることができるのであればそれも可能ですが、まだ経験の浅い人にはやや厳しいかもしれません。
次に、自分が使いたいシーンの全てを使うことができなくなることがあるということです。というのも、視聴者が見やすい一本分の動画の長さというのはだいたいが20分まで、長くても40分~50分というところでしょうから、そこに動画の内容を全て詰め込むわけですから、本来自分が入れたかったシーンを動画に入れられなくなったりもするのです。ここで大事になるのが、どの部分を残し、どの部分を諦めるかの見極めです。
他には、シリーズの企画のように長引かせることができないのでネタ切れしやすくなるなど、単発動画にまとめることはいいことばかりとも言えません。

動画、シリーズの適切な長さとは?

ところで、シリーズ企画を展開する際に適切な長さとはどれくらいなのでしょうか?
私の意見としては、1シリーズの再生時間が合計で2~3時間程度がよいと考えます。1本の動画がそれぞれ10分強だとすると、1シリーズ10~15本あたりいでしょうか。
短いシリーズでも構いませんが、見ごたえがあり飽きが来づらい長さといえば、これくらいだと思います。
また、単発動画はどれくらいまでの長さが適しているかというと、長くても40~50分程度だと思います。それ以上の長さになるのであれば、前後編などで区切ると見やすくなるでしょう。

最後に

今回の記事はどうだったでしょうか?少しでもこれを読んでいる人の参考になったのであれば幸いです。
皆さんも自分が動画をあげるときはどちらにするか、この記事の情報も踏まえて考えてみてはいかがでしょうか?

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