1を言って10を伝える、話を短くまとめる方法。
「話が長い」「要領を得ない」そう言われたことはありませんか?今回は、話をできるだけ短く、かつ分かりやすくまとめる方法について説明していきます。
話を短くする必要性とは?
そもそも、なぜ話を短くしなくてはいけないのでしょうか?別に話が長くても言いたいことが伝わればいいのでは?と思う方もいるかもしれません。
YouTubeだけに関わらずさまざまな場面では話を上手くまとめる必要があります。長い話、文章だと聞いたり読むのにも時間がかかりますし、要点が伝わりにくなることもあります。それが仕事であればなんとかして最後まで確認もするでしょうが、YouTubeなど自分が選べる場面だと同じように最後まで視聴してもらえるかはわかりません。
企画の説明がぐだぐだになってしまっては、本編まで視聴者は見てくれないでしょう。そのようなことを避けるため、簡潔に話をまとめる技術が必要となってくるわけです。
実際にどうすればいいのか?
一言に話をまとめるといっても、何もわからないままいきなりできるわけではありません。簡単に手順を解説していきましょう。
人が何かを説明するときには、次のような要素で話が構成されます。
(問題提起)
↓
結論
↓
根拠
↓
具体例
↓
(まとめ)
問題提起やまとめは話の内容によっては入ってこないことがあります。また、上記の要素は順番が入れ替わることもあります。
話の内容が相手に上手く伝わらないと悩んでいる方は、上の「要素」を意識して話をしてみるといいかもしれません。
次は、実際にどのようにして話をの内容を簡略化していくかを説明します。
「要素」を省略する
話をする上で必要とされる上記の「要素」ですが、場合によって省略することができます。
その「要素」を省略できる条件ですが、「話の中で一回以上その要素に触れていること」と「説明するまでもなく周知の事実であること」です。一度された話を何度もされたり、自分でもわかっていることをわざわざ説明されたりすると、聞き手からの印象は悪くなってしまいますし、自動的に話も長くなってしまいます。しかし、省略すべきでない部分まで省略してしまうと、話の前後が繋がらなくなって伝えたいことが伝わらなくなってしまいます。
話をコンパクトに纏めることは大事ですが、やり過ぎないように注意しましょう。
最後に
今回の記事はいかがでしたか?文章などでもそうですが、文字数が多いからといってその文章に価値が生まれるわけではなく、読みやすさと内容の密度によってその価値は決まります。
これを読んでいるあなたも、文章や話をコンパクトに纏める練習をしてみてはいかがでしょうか?
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