YouTuberに必要なブランディングについて

ブランディングとは、他者との差別化やポジションの確立を意味する言葉です。
動画投稿者が多数存在する昨今、YouTuberとして活動していくためには自分ならではの個性を出していかなければなりません。そこで今回は自己のブランディングのやり方について説明していこうと思います。

①差別化

実写のバラエティ動画や料理系、ゲーム実況にキッズチャンネルなど、多数のジャンルが存在する中でこれらの簡単なジャンル分けだけでは自分のチャンネルの独自性を出すことはできません。大まかなジャンルの中でも細かい棲み分けをすることによって、個性を演出することができます。
料理系YouTuberの細かなジャンル分けを例にあげると、初心者向けの料理や人気店の再現メニューの他、ゲームや漫画の料理を作ってみたり余り物を使った料理の紹介など、視聴者のニーズによって一つのジャンルをさまざまなものへと区分けすることができます。

②キャラ作り

差別化と同じくらい、もしくはそれ以上に重要となるのが動画内やSNS上でのキャラクターの形成です。キャラクターといっても外見に限定したものではなく、動画に出演する人の個性のことです。
一番大事なことは動画内と動画外(ネット上に配信する部分、SNSなど)での口調や振る舞いを統一することです。視聴者が投稿者のSNSに求めるのは「動画に出演する人物」の動画外での様子なので、動画内とそれ以外の様子が別人のようなものではSNSをやる意味がないとさえ言えるでしょう。
口調や仕草以外のキャラ作りの方法としては、動画内での服装や髪型を常に同じものにするなど外見的な個性を演出するのもいいかもしれません。

③関わる相手をある程度一定化する

これは少しの相手と関わってそれ以外の人との関わりを断つという話ではなく、ある程度の相手との強い繋がりを安定して持っていくといいというものです。これはバラエティ系のYouTuberやゲーム実況者に特に有効なもので、自分と関わりのある人が人気になったりすると「その人と仲のいい人」として自分にもある程度の注目が集まったりもしますし、コラボもしやすくなります。また、さまざまな人と関わりを持っておくとコラボ相手を紹介してもらえたり、SNS上だけでも繋がりがあるとそこでの会話に目をつけた視聴者が自分の動画を見てくれる可能性が生まれます。
ただ、関わっている相手が炎上などのトラブルに巻き込まれてしまった場合、自分までその渦の内側に入ってしまうこともあるので注意が必要です。

最後に

今回の記事は皆様のお役にたちましたでしょうか。
動画の内容と投稿者のキャラクター、そして人間関係によって自分の独自性を演出していければ、これまで伸び悩んでいた方も成果が出始めてくるかもしれません。

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