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四條畷市長選挙

 明日が投開票となっております、お隣の四條畷市長選挙。
現職のあずま修平候補と新人の土井かずよし候補の一騎打ちの選挙戦となっております。
 
 前回の選挙戦では四條畷市民で懇意にしていただいている方が、あずま修平候補を応援されていたこともあり、数回、選挙事務所にお伺いいたしましたが、今回は12月定例月議会があったり、議会終了後は他の所用で時間が取れずにお伺いすることはできませんでした。
 あずま市長と言えば当時の全国最年少市長として、マスコミにも注目されておられましたが、この1期4年の実績は、その話題性のみにとどまらず、注目すべき施策を矢継ぎ早に立案、実行されており、その手腕は、寝屋川市の広瀬けいすけ市長同様、目をみはるものがあります。

 詳細はこちらのサイトからご覧いただければと思いますが、      
 (https://azumashuhei.com/ 四條畷市長 あずま修平公式サイト)
人口減少の我が国において、人口の増加策はどの自治体もあの手この手の趣向を凝らし、最重点課題として取り組んでいる施策ですが、子育て世代を中心に2年連続の社会増(転入超過)を成し遂げられ、同時に財政再建も行われたという実績を残されておられます。

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 また、現在のコロナ禍にあって、住民票のオンライン請求を全国に先駆けて取り組んだり、保育所入所システムにAIを導入するなど、私自身も大東市議会で提案している施策をスピード感をもって実行されており、先見性もお持ちで、隣の自治体の議員から見れば非の打ち所がない市長に見えます。

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一方、大阪維新の会公認で立候補されました土井かずよし候補。
(https://twitter.com/doi_kazuyoshi 土井かずよし公式Twitter)
地元代議士の秘書をしていました私としては、土井かずのり前四條畷市長の子息というよりも、四條畷市議会の重鎮であった、土井初男 元四條畷市議会議員のお孫さんというほうがしっくりきます。
 先月開催されました、現在議長を務めさせていただいています大東四條畷消防組合議会でも、本会議の終了後に「来月、四條畷市長選挙に立候補しますので、最後の議会となります。お世話になりました。」とわざわざご挨拶に来ていただきました。
 まだ若く、早急な立候補はもったいないと感じたわけですが...

 広報物を拝見しますと、市議会議員としての経験も昨年4月の市議会議員選挙で初当選したばかりということで、1期4年に満たず、政策的にも維新の会としての政策、府との連携等は前面に押し出されていますが、維新の会の十八番であります市長給与カットや退職金の削減などの「身を切る改革」も、東市長はすでに実行済みであり、四條畷市の地域特性を捉えたオリジナリティやご自身が何がしたいのか、多少は見受けられますが、有権者の皆さんが強く共感できるようなものは、明確に見えてこないのかなという印象は拭えません。

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(東市長の給与削減実績)


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 私自身の経験から、これは理屈ではないのでうまく説明できませんが、市議会議員は最低でも2期8年くらいは務めないと本当の意味での市が抱える課題などは肌で感じることは難しいと思いますし、率直になぜ、急いで出馬したのかよく理解できないところもあります。
また、その立候補の緊急性という意味での理由も発行されている広報物からも読み取れないと感じました。

 4年前の四條畷市がそうであったように、市長が変われば施政の方針が変わりますので、政策や市の職員の意識が変化します。政策や市の職員の意識が変われば、市民の意識や経済活動など街の中にも変化が起きます。
 コロナ禍を契機に、生活様式やこれまでの価値観がさらに大きく変化していくであろう今後、個人的には、これからの4年間も、あずま市長がどのような施策を展開していくのか、引き続き見ていきたいというのが率直な思いです。

 四條畷市さんとは消防行政を一部事務組合でともに推進しておりますが、他にも飯盛城址の整備・保存やJR四条畷駅周辺の再開発など、協力して推進していかなければならない共通の政策課題があります。

27日の投票日に四條畷市民のみなさん1人1人が、どの様な思いを持ち、1票を投じられるのでしょうか。



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