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アサーションについて

意見を持ち主張するということ

「●●●についてどう考えますか?」学校や会社組織の日常で良く聞くフレーズ

ここは相手や場の雰囲気に合わせてコメントしよう。。。よくやっていた事だ。

ただ、これが結果としてうまく行かないことが多い。その場は良かったとしても時や場を過ごすごとに「本当の想い」や「合わせていたこと」に対する「ある種の我慢」が結果として良くない状況や思考に繋がる確率が高い。

意見を持ち主張する」ということはどういうことか?

" I am O.K, You are O.K."を意識する

「言わなくてもわかってほしい」「以心伝心」「背中で語る」etc...

こういったものを、ある種の「美徳」とするところが心の何処かに存在している。

が、結局のところ他者に伝わらなければ何の意味も無いし、伝わらないからといってフラストレーションを溜め込むのも誤解を産むきっかけ。

相手の主張に対して感情的・攻撃的に自分の都合を押し付けるなんて当然避けたい。"I am O.K, You are NOT O.K." いわゆる「ジャイアニズム

逆に他者を意識し過ぎるあまり自分を抑制して "I am NOT O.K, You are O.K." 当然ながらそういう場面も必要だけど、それが続き過ぎると前述の「良くない状況」に陥る確率が高まるだけと考える。(個人の経験上)

じゃあ、どうするか、、、相手に言うべきことを、率直にきちんと表現することが必要だ。

"I am O.K, You are O.K." 自分の主張を行う際にも相手へのリスペクトや場の状況に配慮した表現が重要だ。アサーションで重要なポイントは「他者への傾聴」と「自己主張」のバランス。

アサーションについて日頃から訓練する

a.常に一人称で考える(自分ごとにする・妄想する・面白がる)

ふと目にしたニュースやネット記事に対して「自分ならどうする」をクセづけする

b."NO"と言う

否定から入るという意味でなく、「何がどう違うのか」「違う点について説明し相手から再度意見をもらう(議論を前に進めるため)」といったやりとりも普通に出来るように意識する。それは相手が例え先生や社長と言われる人であっても。

c.分かってるフリをしない

自分が分からないからといって同調したフリをするのではなく、「分からないところを素通りせず」に分からないことに質問をする勇気を持つ。ちょっとしたボタンのかけ違いが先々で大きな相違を産む可能性を高める。

個の想い(WILL)を大事にする

何かしらグループや組織に属してる限り「方針」「目標」と自身の行動を照らし合わせることは至極あたり前のこと。ただ、自分の内にある考えや想いと違っている場合、「納得感」が得られないような状況で個々やチームのパフォーマンスが最大限に発揮できるかというとそれは無いと言い切れる。*続けることは出来るがお互いにとって大きな成果や成長は望めないかもしれない可能性が高い

WILL(実現したいこと)、CAN(強みと課題)、MUST(ミッション)を自分自身でどのように重ねていくか。を、1.思考する/2.実践する/3.振り返る/4.ピボットする 以降、繰り返す

時には自分が所属するグループや組織に対してCANを説明しMUSTとWILLを重ねていくために「アサーション」する日が来るかもしれない。その時に備えて個の想いを大事にしつつ訓練を怠らないようにしたいものです。

*参考図書「起業家のように企業ではたらく」小杉 俊哉著 クロスメディア・パブリッシング(インプレス) 2013–10–16

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