自称進学校の学歴厨高校生が変わった話~セカイは広がる~【前編】


1.引くほど学歴至上主義の黒歴史

中学校から高校2年生の夏まで僕は、今考えると恥ずかしいくらいに学歴だけを見ていました。

どのくらいひどいかと言うと、「とりあえず勉強ができていれば大丈夫」「私立大学は国公立に負けた人が行く場所」とかを平気で公言するレベルです笑
全校生徒の前で「僕は東大に行きます!」と宣言したこともあります....

やばいですよね?笑
この発言や思考からもわかる通り性格は傲慢で最悪です。しかし、勉強ができてリーダーをやっていれば先生からも友達からも何も言われない小中学校の環境では、この性格は治りませんでした。

高校は県下でかなり上位の進学校に行き、成績も上位で一時期は生徒会長もやっていました。実は高校にはかなり期待していて、進学校だから僕以上の存在がたくさんいるはず、その人たちから学ぼう!と考えていました。しかし、結局小中学校と同じことが起きました。誰も僕を止めようとせず、褒めまくります。

それどころか、僕の意見に共感する人までいたんです!笑
僕の学校は大丈夫なんだろうか…?

ちなみに余談ですが、僕の学校の説明をすると、地方の進学校で、先生は誰にでも「東大を目指せ!」と言い、成績上位者で東大志望じゃない人は個人面談、私立受験やAO入試の説明は一切されない。
こんな感じの The・自称進学校って感じですね笑


2.高2の夏に起きた転機

そんな学校に通っていた僕も、当然東大志望でした。しかしこれは、先生に言われているからではなく、警察官僚になるという夢があったからです。

しかし、その夢がある時に変わります。それは、高2の夏休みに行った東大研修なるものでした。一日中東大のキャンパスでOB・OGの方に案内していただき、夜はホテルで座談会という日程でした。

その座談会で一人の先輩から、海外留学の話を聞いたことが僕の転機です。
その瞬間から僕の全意識は海外楽しそう!になり、俺って今でも警察官僚になりたいのか?と疑問を持ち始めました。

当時の僕は、選択を変えることに苦手意識があり、無意識のうちに自分の夢に縛られていました。

僕は勇気をもって父に、俺実はもう警察官僚になりたいわけじゃないんだ、と打ち明けました。その時から僕は、選択を変えることはいいんだ!と思い始めました。勘違いしてほしくないのは、宣言を簡単に破ってもいいわけではありません。

僕は留学に強い大学や英語に強い大学を調べ始めました。そこで初めて、私立大学と国公立大学に優劣はないことに気づき、やりたいことができる大学に行く大切さと楽しさに気づきました。

学校の思惑通りに、何も知らずに私立大学全否定だったことが恥ずかしいです、、、

3.学校への反発

大学の事を調べ、自分の将来の選択肢が広がったために、僕は学校に反発するようになりました。
志望校調査にも行きたい大学を素直に書きました。私立大学、単科大学、海外大学などいろいろ書きましたね笑

当然先生からは進路面談で、「どうして東大をやめたんだ?」と言われます。理由を説明すると、こう言われました。

「国内トップの東大を目指して勉強しておけば、行きたい大学が他の大学でも行けるから、東大を目指しておいて損はない

僕はそれで学校が嫌いになりましたね笑

理屈ではそうかもしれないけど、行く気がない場所を本気で目指すなんて無理だ、と思いました。実際に志望校を変えてから、模試の判定が東大Eだとしても焦りも何もありませんでした。

この時に僕は、自分がこの間違った学校教育を変えてやる!この学校に従順な生徒たちを変えてやる!と決意しました。

【次回予告】
学校教育を変えるために僕が選んだ誰とも違う選択とは?
今の自分はどうなっているのか!?


前編はここまでです!読んでいただきありがとうございました!
後編では、僕がそのあとどう変わったのか。そして、今高校生として伝えたい思いを書きたいと思います!

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