赤子のねんねについて奮闘した話2
退院後。看護師さんに預けられていた時間は貴重だったと肌身に染みる。
しんどくなったら預けられるという特権が終わってしまい、授乳、寝る、たまに起きているときは抱っこ、というサイクルになっていた。
実家から母が手伝いに来てくれたが、夜も3時間ごとに授乳で抱っこしている姿を見て「寝る前にミルクをたくさん、太るから少し薄めてあげればいいよ。そうしたら朝まで寝るから」「抱き癖つくから触るな」と昭和&独自の育児を指示する。
どうやらその薄めたミルクを抱きかかえてあげるのも面倒だったのか、タオルに乗せて角度をつけて新生児にセルフで飲ませていたという。もちろん、げっぷなどさせない。
なんか、かわいそうだなと自分に同情する…
セルフ授乳は却下し、ミルクを寝る前に多めにあげてみるのは試したが、娘はきっちりいつもの量しか飲まなかった。
昼間はまぁまぁ起きて抱っこを要求していた。何が困るかというと、私が寝れない…夜も細切れ、昼寝も短い。退院後にメリーを買ったら音楽は気に入ったのか、つけていたらおとなしくはなったが、勝手に音楽が終了されるので、終了すると泣くという。
日中少し起きていて、さあ寝てほしいときは布団で寝ない。胡坐の上に抱っこでも大丈夫ということで、色々疲れない方法を模索し、おこた抱っこに落ち着く。こたつに入ってテーブルと体の間の布団に乗せるというもの。これが気に入ったのか、おとなしくしており、いつの間にか寝ている。
パソコンやテレビ、スマホも使える、両手が空くメリットがあるが、トイレに行ったり、立ち上がってどこかへ行くのに難儀する。
しかも、こたつによってほんのり背中があたたかいので、座布団やチェアー、布団に置くとすぐに起きてしまう。
寝かしつけも難儀した。布団を嫌がるので自分たちが寝る時間、21時から22時くらいに授乳のタイミングで布団に連れて行った。おこたでは寝るのに布団は本気で寝ない。
病院では時間の間隔を注意されてできなかった追いミルク(ミルクを足す)をやりまくったり、添い寝したり(泣かれた)、おしゃぶりを試してみたり(すぐ外してしまうので、手で押さえないといけないが1回くらいしか効かなかった…)、ウンチが1回しか出てなくてお腹が張ってるかもと綿棒浣腸をやってみたりと苦戦。
色々模索した結果、この時期は事前に布団を温めておく+youtubeの赤ちゃんの安眠音楽+高速トントン、寝かしつけは自分たちが寝る時間より早い18時から20時にしてようやく時間をかけながら寝ていた。
布団をあたためるのに使ったのは、故ハムスターの使っていた猫用ヒーター。前々職場の先輩の猫が使わなかったからと頂いてケージの下に敷いていたもの。
または布団の上で授乳して布団をあたためるという秀吉のようなこともやっていた。
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