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来週の読書リスト

① 『悪童日記』

アゴタ・クリストフ 著 / 堀茂樹 訳

久々に『人生を狂わす名著50』から気になった本を。最近は読んだ本の続編だったり同じ著者の本だったりに手を出していて、全然進まない(『人生を〜』の推薦図書まで手が回らないほど読みたい本が溢れている、嬉しい悲鳴)。

子どもが純粋無垢な存在であるという大人の勝手な思い込みを爽やか(?)に裏切る本、みたいな紹介文だった気がする(手元にないので曖昧な記憶頼み)。純粋無垢とはまあ思っていないけれど、荒れ狂う世界のなかで地に足つけて生きていく子どもたちの姿をしっかり見ておこうと思ったのだ。

② 『ボディーランゲージ解読法』

D.アーチャー 著 / 工藤力、市村英次 訳

少し前に夫が買ってきた本(毎週同じ文言を書いている気がする)。面白そうなのでこっそり拝借。

写真にうつっている二人が、夫婦か兄妹かそれとも赤の他人かを見分けることができるだろうか。本書は一枚の写真から様々な非言語シグナルを読み取り、選択肢の中から正解を見つけ出す38の問題から成る。社会的知能を改善し対人的感受性を高めたい人に必読の書。

と、Amazonの紹介文にある。
対人的感受性、これはわたしの仕事の要となるスキルだと思う。というか、非言語のシグナルをキャッチして次に何を言うか言わないか、どう言うかどんな態度を示すのかを調整するのが仕事場での子どもたちとのコミュニケーションで常に意識しているところなのだ。が、それらは結構その場の直感に左右される。
もっと根拠を持って対応を選択できれば、もっといい仕事ができるに違いない。

③ 『性暴力被害の実際』

齋藤梓、大竹裕子 著

今週読んだ『言葉を失ったあとで』で、性暴力や性虐待の話題が中心に上っていた。その現実を、わたしたちはきちんと直視しなければいけない。

本書は,「望まない性交」を経験した当事者にその経験を語っていただき,その「語り」を,同意のない性交が起こるプロセス,同意のない性交が被害当事者の人生に及ぼす影響,回復への道のりといった観点から分析した,一連の調査の結果をまとめたものである。

言葉を失った当事者たちが、再び言葉を取り戻したとき。その声を、聞き逃すまいと。


以下は、毎日少しずつ読んでいる本。前回のコピペ。

・『世界標準の経営理論』

入山章栄 著

#思考の練習帖 でせっせと学びを整理しているこの本。たぶん全部読破することはないだろうけれど、気になるところをつまみ食いしていくつもり。
びっくりするほど分厚いけれど、文章はやさしめ。いろいろな考え方を知るきっかけとして有効な一冊だと思う。

・『人生を狂わす名著50』

三宅香帆 著 / 今日マチ子 絵

この本を読んでいると、次から次へと読みたい本が増えてしまうので今は読み進めるのを自粛中。読みたい!の熱の冷めないうちに読み始めたいから。
今の進捗状況は、23/50

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