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#25 内省するわたし②|思考の練習帖

今日の #思考の練習帖  も、引き続きリフレクションを切り口に。
こちら👇 は前回。

ぶれない軸をもつリフレクション(続き)

前回1、2、3をやったので、その続きから。

4 自分のビジョンを明確にする

意見:あなたは、何を実現したいと考えていますか? ビジョンはなんですか?

来月からリーダーやってよって言われて、「ハイハイ、やりますよ」って言える自分。要するに、プレイヤーとして熟練すること。
熟練した先に、仕事を「やり切った」と思える状態があるのだと思うから。自分の未熟さで悔しい思いをしたくない。いや、きっとそういうことはずっとついて回るんだろうけれど、同じレベルに留まっている自分ではいたくない。

経験:そのビジョンが重要だと思うようになった経験を教えてください。

悔しさが原点なのだろう。いちばん古い記憶は、社会人になりたての頃の電話対応。問い合わせに対して誠心誠意応えてわたしの知っている情報をお客さまにお伝えした。しかし、それはまだ伝えてはいけない情報だったようで(電話対応する新入社員には共有されていなかったので、わたしの知るよしもないのだが)、上司が先方に謝罪の連絡を入れている。
そのときに彼が放ったのが、「新入社員のミスで申し訳ありません」だった。

感情:その経験にはどのような感情が紐づいていますか?

会社のミスを「新人が何もわからなくて」と経験の浅さのせいにされて、腹が立った。

価値観:そこから見えてくる、あなたが大切にしている価値観はなんですか?

経験至上主義。でも経験は無限に積めないから、知識でカバーしようとしているところはある。

5 自分の強みを見つける

意見:あなたの強みはなんですか?

工夫をすること。「こんなふうにやってみたらどうかな?」を思いつくとやりたくてたまらなくなって、ワクワクする。工夫をしてそれがハマるとうれしいし、ハマらなければ自然消滅していく(自然消滅していったものは黒歴史っぽくなる)。

経験:どのような経験からそう思うのですか?

ちょうどさっき、上司に褒められた。
子どもと家族のテーマを取り扱うときに一緒にノートで整理していて、そうやって工夫できるのはあなたの良いところだよねって褒められたのだ。突然のことにびっくりして咄嗟に何も言えなかったのだけど、今になってじわじわと聞いてきている。そうか、あれもこれもわたしの工夫だったんだって。

感情:その経験にはどのような感情が紐づいていますか?

褒められたのは、嬉しい。
工夫をするのは、ワクワクする。ハマれば有頂天になるし、自信がみなぎってくる。ハマらないとげんなりする。

価値観:そこから見えてくるあなたが大切にしている価値観はなんですか?

工夫をして、自分にハマるやり方をみつけたい。自分の流儀みたいな、こういうときにはコレ!っていうようなものをはっきり持っていることで安心したい。それは、熟練したいという欲求とも繋がっているように思う。

6 自分が持つ、影響力の源泉を探す

意見:あなたの影響力の源泉はなんだと思いますか?

「影響力の源泉」というのがわからなかったので、調べてみた。

影響力には、5つの源泉があります。
・1つ目は専門性。メンバーにすごいと思われる技術や知識を持っていること
・2つ目は返報性。メンバーにありがたいと思われる支援や関与をしていること
・3つ目は魅了性。メンバーに素敵と思われる外見や内面的魅力を有していること
・4つ目は厳格性。メンバーに怖いと思われる規律や威厳を持っていること
・5つ目は一貫性。メンバーにぶれないと思われる方針や態度を持っていること

む、難しい…。
わたしが目指している方向性は1つめの専門性なのだと思う。プレイヤーとして熟練するということは、専門性を極めるということだ。でも、それはないものねだりなのだ。今足りないと感じているからこそ、喉から手が出るほどに欲しい。
では、今手の中にあるのは何か。

それはきっと、2の返報性なのだろう。
人から嫌われることが何より恐ろしいわたしは、人当たり良く接して、なるべくお互いに気持ちよく仕事ができることを無意識レベルで優先している。

経験:どのような経験からそう思うのですか?

不機嫌な人と接していると不安になる。自分に怒りが向けられているわけでなくても、自分に何か非があるような気がして落ち込んでしまう。
すれ違いを予感するとオブラートに包んで相手の神経を逆撫でしないようにするし、それゆえ相手にグサッと直面化をさせるような投げかけを躊躇ってしまう。相手が気分を害するだろうとわかっていて仕掛けるのは怖い。

感情:その経験にはどのような感情が紐づいていますか?

平和主義。日和見主義。
みんな喧嘩はやめて仲良くしようよ。

価値観:そこから見えてくるあなたが大切にしている価値観はなんですか?

7 自分が抱く理想のリーダー像を考える

意見:どんなリーダーになりたいですか?

オーセンティックなリーダー。
ありのままのわたしで、ありのままのメンバーで、それぞれの力が最大限発揮できるリーダーシップ。

経験:その背景には、どのような経験がありますか?

新卒のときにゴリゴリの営業職をやって、ガン詰めされて、袋小路に追い詰められていくような感覚を味わった。ありのままのわたしが全部否定されて、惨めだった。無力で、とても自信がもてなかった。

感情:その経験にはどのような感情が紐づいていますか?

惨め。つらい。

価値観:リーダーシップにおいて大切にしたい価値観はなんですか?

エンパワメント、インクルーシブ

わたしのぶれない軸

それは、「子どもたちに対して誠実でありたい」であり、「経験至上主義」であり、「プロフェッショナルの流儀で熟練したい」であり、「平和主義。日和見主義。みんな喧嘩はやめて仲良くしようよ」であり、「エンパワメント、インクルーシブ」である。

「経験至上主義」とか「平和主義。日和見主義」とかはアンラーンしたい価値観だけれど、「子どもに対して誠実でありたい」という思いはこの先もずっと大切にしていきたいし、「プロフェッショナルの流儀」を極めていくことも、間違いなくわたしの進むべき道だ。これらは、わたしのぶらさない軸。

今日はここまで。


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