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まっさらなノートに

1年ちょっと前に書いた記事を、久々に発掘して読んでみた。

昨年度の抱負を掲げたもの。
読み終えて、ほーっとした。わたし、ちゃんとやれてるじゃん。目標達成である。
気持ちよいほどに、ちゃんと達成できている。それがとても嬉しかった。

この1年間を振り返ってみると、わたし、結構大きく前に進んだ気がする。
大概のことには動じないで捌けるようになったし、自己嫌悪でずるずるとどこまでも落ち込むようなこともなくなった。
失敗はするし、イライラもするけど、おおむね良好(終わりよければすべてヨシとも言う)。

それってなぜなのかと考えてみると、自分のペースで仕事ができるようになったということじゃないかな。
どしっと構えて、あんまりキョドキョドせずに「わたしはこうやっていく」と言える。肝が据わったというか。経験に裏打ちされた自信が、不安とか優柔不断を吹き飛ばしてくれる。いまようやく、そんな境地まで来た感じ。

もちろん自信満々がいいわけじゃないし、驕りは禁物。もっともっと磨きをかけていきたいから、ここらでちょっとお昼寝なんてウサギみたいに悠長なことは言っていられない。
だけどひとまずは、年度末という区切りを迎えたわたしを労ってあげたい。がんばったね。

年度末をむかえて

先日のnoteでこんなふうに書けたのも、やりきれたという実感があってこそ。そう、がんばったのだわたしは。

自己肯定感を高めたところで、さあ今年度どうするか。
年度末からの連勤でいつのまにか4月になっていたから、新年度の実感が薄くて。お休みの今日、ようやくその実感が湧いてきた。


まっさらなノートを買った。
昨年度と同じ、ミドリカンパニーのMDノート。でも少し違うのは、方眼じゃなくてドットにしたこと。ドットのMDノートは初めて見たので、思わず買ってしまった。

1ページ目を開いて、しばし考え込んだ。
今年度は何を掲げようか。

昨年度は、
①プレイヤーとしてのスペックを上げる
②マニュアルを作る
③後輩育成をする の3本立てだった。

①がとくに手応えがあった。だけどこれからを考えたときに、「もっともっとスペックを上げていく」方向じゃないなと思った。もちろん「もうこれで十分」と言うつもりはまったくないけれど、半年後に産休を迎える今の立場としては、ここまで積み上げてきたものを残る人たちに渡していきたい。
わたしが一人だけでできたことは、わたしが去った後に誰にも引き継がれなければ意味がなくなってしまう。そうじゃなくて、ノウハウをしっかりと伝承して、わたしがいなくなっても支援として続いていくようにしなくては。それが子どもたちにとっての安心になるし、離れるわたしも安心だ。

「わたしが積み上げてきたもの」がなんだったのかを洗い出して、言語化して、共有する。半年後には完全にわたしが手放せるように、逆算して引き継いでいこう。そのためにも、誰にどのように渡していくのかを早いうちにチーム内ですり合わせておかないと。

②のマニュアルは、最低限のものはなんとか作り切った。だから今年度は、それを活かすしくみを整備したい。新人育成に活用するとか、定期的に更新をするとか、保留にしている諸々の検討事項を詰めるとか。

今年度も新しいメンバーが加わったので、③の後輩育成はまたゼロから。とはいえ昨年度で一人育て上げた経験値があるので、それを踏まえてもっとコミットしたい。特に、わたしが産休・育休で離れた後のチームを支えてくれる予定の人材なので、大事に育てたい。マニュアルもフル活用して。


張り切って、さっそくノートを6ページも使ってしまった。
まっさらなノートはワクワクする。
半年しか使わないノートだから、今のうちにいっぱい書いておこう。


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