来週の読書リスト

① 『ガルガンチュアとパンタグリュエル(1)』

ラブレー 著 

今せっせと読んでいる『ファーブル昆虫記』の著者ファーブルの愛読書。一巻に一回ぐらいの頻度で出てくる。『ミクロガメス』しかり、チクリと諷刺が効いている物語がお好きなようで。
最初の三分の一ぐらい既に読み進めたのだが、いろいろ設定がぶっ飛びすぎていて笑ってしまう。第一巻の主人公ガルガンチュア(現時点でまだ子ども)は大食漢すぎて乳児期には一万頭の牝牛が必要だったし、幼児にしてワイン好きだし、パリの街で用を足して町中の人たちを溺れさせたし、そもそも母親の耳から生まれているし。
……大量の注釈で面白さを解説してもらいながら、頑張って読破しよう。

②③④⑤ 『完訳 ファーブル昆虫記 第八巻(下)・第九巻(上下)・第十巻(上)』

ジャン・アンリ・ファーブル 著 / 奥本 大三郎 訳

さあ、ラストスパートだ!
8月中に昆虫記を全巻(全十巻)読み切るためには、来週ほぼ読み切らなければ。最終週は三日しかないので……。
ハイスピードで次々読んでいかねばというプレッシャーもさることながら、地味に大変なのが図書館の予約受け取りだ。読み終わる頃に次を予約するのだけれど、予約のペースが早すぎると家にファーブルがズシンと4冊並ぶことになってしまうし、逆に遅すぎると欲しいタイミングで手に入らない。土日の開館時間短縮と月曜休館と月末金曜日の館内整理日とが、わたしのシフト勤務と複雑に絡み合いながらわたしを苦しめるのだ。今日はもう間に合わない、明日は泊まり勤務、明後日は休館日。さてどうしたものか……(なお、この場合は「明日早起きして出勤前に取りに行く」が正解)。

そんな忙しなさもあともう少し。
読み終えてしまうのは寂しいけれど、しばらくは『ガルガンチュアとパンタグリュエル』シリーズで余韻に浸れそうだ。


以下は、毎日少しずつ読む予定の本。

・『人生を狂わす名著50』

三宅香帆 著 / 今日マチ子 絵

この本を読んでいると、次から次へと読みたい本が増えてしまうので今は読み進めるのを自粛中。読みたい!の熱の冷めないうちに読み始めたいから。
今の進捗状況は、23/50。

・『すばらしい人体』

山本健人 著

しばらく前に本屋で衝動買いをして、ずっとこの「毎日少しずつ読むリスト」への加入を待機していた本。海賊が眼帯をしているのは、暗順応をするためだとか。なるほどねえ。

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