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育児服を決めたら、手放す勇気を持てた|2024年1月

10月にベビーが誕生し、産休を経て現在育休中。職場を離れて早くも3か月半が経った。

産休前は毎月の通勤服を決めていたけれど、休みに入ってからは「通勤しないし…」ということで休止していた。臨月は物理的に体が入る服が限られていたし、産後の1か月間は家に籠りっきりだったし、それで特に問題もなかった。
しかし。
産後の身体もかなり快復して、ベビーも外に連れ出せるようになってくると、再び浮上してくるのだ。そう、「何着よう?」問題である。

やっぱり育休中もやろう。
「通勤服」ならぬ「育児服」ということで…。

先月

先月、クローゼットをひっくり返して産後の普段着の見直しをした。何パターンかコーディネートを作って、「全着回しをひと通り着たい!」と息巻いていたのだが、誇張なくワンマイル程度しか出歩かなかったのでほぼ出番がなかった。

というのも、部屋着の着心地が最強かつ新しく買ったダウンコートがすべてを包み込んでくれて、出かけるために着替える必要性が皆無だったのだ。

最強の部屋着

まずは、スエットパンツ。

まだ手元に届いていないのだけど、無印良品のスウェットパンツを購入した。部屋着はやっぱりとことん楽にしようと。
今まではパジャマのズボンやら毛玉が目立ってきた過去の通勤服で凌いできたけれど、ちゃんと専用のものを用意することにした。

先月

ゆったり柔らかなのは言わずもがなで、さらに裏起毛なのでとても暖かい。なんなら一晩布団で温めたパジャマよりも暖かいので、朝起きたら光の速さで履き替える。
こんな最高の履き心地なのにすっきりとしたシルエットでだらしなく見えなくて、かわいい。

上は、こちらも裏起毛のトレーナー。ハイネックで首まで暖かい。むしろ時々暑いぐらい。暖房をつけなくても結構凌げる。
前開きではなくてプルオーバーなので、たくし上げて授乳している。はだけたお腹にベビーの素足や手が触れるとヒヤッと冷たいが、授乳後にサッと下ろすだけで手間が少ないのは楽だ(前開きのボタンだと留めるのがちょっと面倒臭いのだ)。
去年か一昨年の冬に買ったトレーナーで、当時も通勤服として着てはいたものの、これほどのポテンシャルがあったとは。思いがけぬ大躍進である。

このダブル裏起毛な部屋着で抱っこ紐を装着し、ダウンを羽織れば準備完了。マフラーも必要ない。黄昏泣きするベビーをスマートに気分転換へと連れ出す、最強のコンビネーションなのである。

特別おでかけの予定のない日は、とりあえず何も考えずにこれを着る。それが非常にストレスフリーでよい。

ベビーごとすっぽりダウン

ダウンは先月半ばに新調したものだ。それまでは薄手のオーバーサイズトレンチコートで凌いできたのだが、さすがに本格的な冬には太刀打ちできない。ピーコートは持っているけど、ぴったりサイズなので抱っこ紐のベビーごとボタンを留めることはできない。
どのようにベビーの暖をとるか、という問題が生じてきたのだ。

町中でよく見かけるのは、エルゴやベビービョルンの抱っこ紐に専用のケープ的なものを取り付けるという方法。しかし、コニーだとそれができない。
当面はベビービョルンとコニーのダブル使いでいきたいわが家としては不十分なのだ。
ならばやはり、ベビーごとすっぽり包み込める余裕のある暖かいコートをゲットするしかあるまい。

そういうわけで、ネットの海から探し当てたのがスタイリスト金子綾さんがemmiとコラボしたぶかぶかのダウンコートだった。金子綾さんといえば、妊娠中に着る服迷子になったわたしを励ましてくれた『妊婦本。自分らしくいつもどおり』の著者である。さすがすぎる。

金子ダウンは丈が膝下まであって、もこもこっとしていて、さらに真っ黒なので、主張が強い。出先で待ち合わせた夫に「なんかデカいね」と言われた。前にベビーが入っているので迫力満点である。まあよかろう。

履く靴を持つ

先月はブーツを買った。

おとといの夜中、思い立ってブーツをネットで注文した。整体師が考案したという足に優しいブーツである。

色は黒。
今朝届いて、大試着大会のときに合わせてみた。こうしてみるとほんとうに、黒は何にでも合う。
ブーツは雨用のグレーのブーツを持っているのだけどほんとうに合わせにくくて困ったので、ブーツは黒が正解なのだと今更学んだ次第。
足に優しいらしいので、いっぱい履こうっと。

先月

そして今月はスニーカーも買ってしまった。ずっと履いていた白のスニーカーがかなりボサボサになってしまって(歩き方の癖なのか、内側が擦れて盛大に毛羽立っている)、汚れも落ちなくなった。そして謎にきつくなった。え、足大きくなってる…?

薄汚れた白スニーカーほど残念なものはないので、これを機に買い替え。汚れやすいのにやっぱり白が履きたくて、金子綾さんが前述の黒ダウンに合わせて履いていたFIFAの白スニーカーにした。汚すのが怖くてまだ下ろしていない(本末転倒)。

とはいえ、履く靴を持とうと決めた。
3年ぐらい前に買ったヒールの高いパンプス、履くと必ずストッキングの爪先に穴が開く黒い靴。どちらも履きやすさを犠牲にして買ったから、ほぼ履かない。今後ますます履かなくなるだろうから、思い切って手放した。妊娠中に参列した結婚式のために買ったキレイめのフラットパンプスが一足あるから、今はそれで十分。

今月の育児服

完成したのがこちら。

今月のアップデートは部屋着とアウターと靴なので、ダウンの中に着込む服については更新なし。というか、むしろ減らした。これでも多いくらいで、たぶん月末までに一度も着ない組み合わせが半分くらいありそうだ。
春の育休明けに向けて、少しずつ準備していこう。


▼先月の育児服


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