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往々にして、人を語る
私も、私の周りも、人のことをよく語る。パーソナルな間柄の人についても、パーソナルとは言い難い間柄についても、人を語る。
"往々にして人を語るということ"もっと正しく、ユニークに私は人を語りたい。それはある意味リスペクトでもある。そのような語り方をされた時の誇らしさを私は知っているし、その誇らしさは私のアイデンティティをブーストする。私が語りたいと思うべき相手には同じことを感じて欲しい。
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先日、「辺境・近境」を何気なく手にとった。写真からも一種のテレパシー(まるで同じ体験をしているかのような)を感じるし、写真に対するキャプションもラフで、そして的確な、混じりっ気のない村上春樹だった。心地が良い。特に冒頭。文章が限りなく理想的。理想の人間関係と、人の語り方がそこには在った。私が求めるものは言葉にするとこんなに簡単なんだとも思った。
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