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#75 目潰しスプレーと木刀

引っ越し業者の到着時間は、当日にならないと分かりません。
何しろ年一番の引っ越しシーズンに、
こちらの都合で無理矢理ねじ込んでもらったスケジュール。

朝一番になるかもしれないため、
その前までに荷造りを済ませておく必要があり、
荷積みの時間もそう長くは予定されていません。

明日は、姉が一緒にきてくれることになってはいますが、
本人が中にいる可能性が高くなったいま、
女二人では太刀打ち出来ない!
今日の警察官の存在の大きさを実感してしまっているので、
もう一回甘えてみようか…、と110番してみました。

ちょうど、先ほど来てくれた男性の警官の方がいらっしゃって、
事情の説明はしなくとも状況は察してくれました。

「分かりますよ。なんですが、本来は立ち会いという行為事態が我々の仕事ではないんですよ。」

だよねー。
甘えすぎだよねー。
市民の安全守ることになるけどねー。
それは仕事じゃないんだねー。

まぁ、引っ越し業者の屈強な(勝手な想像)メンズもいるし、
そんなとこで暴力はないよね、と言い聞かせ、
丸腰で明日を迎えることになるのです。

夜遅くにかかってきた引っ越し屋さんの電話で、
明日は朝9時からの作業となりました。
荷造りしといて良かったー。

姉は目潰し用のスプレーをリュックに潜ませています。
私に木刀を持っていけと納戸に探しに行きました(笑)。

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