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3回目のシン・ちむどんどんは映画館で

2023年9月30日
ポレポレ東中野にやって来た。
映画「シン・ちむどんどん」3回目を見に来た。
1回目と2回目は配信で見て
3回目は映画館で見ると決めていた。

次に見たい映画、「国葬の日」のポスターが

地下の映画館に続く階段の壁面には
著名人の感想コメントが

先日見た映画、福田村事件の監督の感想コメントも


 
上映前に「国葬の日」と「NO選挙、NO LIFE」予告編が
偶然にも見たい映画が連続して流れた。
 
 
○3回見た感想

・沖縄知事選の場面は候補者の人間性と問題が可視化されてる印象。

・沖縄知事選の各候補者の街宣の様子で
佐喜真淳候補だけ支援者が地元企業関係者ばかり。
他の候補とは支援者が違ってる印象。

・下地幹郎(みきお)氏の告示日前の街宣シーン
とにかく派手!ド派手!
あんな街宣初めて見た。

・選挙活動の様子、玉城デニー候補のところが
一番活気があるように見えた。

・例の“手の動き”は何度見ても笑ってしまう。

・沖縄県知事選デマが多くてひどい。
他県の選挙ではこんなことは聞いたことがない。
 
・玉城デニー候補の支持者の言葉「ほんとは本音は辛いのよ」
が県民の思いがこもっているように感じ
切実に感じ
心に響いた。
 
・プチ鹿島さんが県知事選候補者達に
色んな質問をする場面に共通して使っている音楽
(プチ鹿島という曲名らしい)が何だかマッチしていた。

・落選候補者の選挙事務所での場面は
ピリピリしてたり対応は優しいけど…
ん、おや?な感じだったり。
 
・歌わざる得ない 楽しくやらざる得ない。
  
・映画の中で提起している問題は本土の人たちが
向き合ってない向き合う気もない無関心なのでは。
 
・「沖縄を例に取った日本の話」沖縄の諸問題は県外にもかかわる
 →沖縄も県外も当事者。
 
・オール沖縄会議代表高里さん、辺野古ボランティアガイド中山さん
オール沖縄会議山城さんの話は沖縄の今であり厳しい現実

・辺野古座り込み現場での、ダースレイダーさんの即興ラップ
即興とは思えないクオリティーの高さ
ダースレイダーさんの思いが詰まっているように感じた。
「ハロー民主主義」が頭をグルグル。
 
・オール沖縄会議山城さんは「沖縄の現実」を県外の人たちに
知って欲しくて活動しているという
どのくらい伝わっているのだろうか?
  
・大浦湾のシーン、綺麗な海と砂浜を表現したかのような劇中の音楽

・映画で見た大浦湾のシーンは、配信のPCで見るのとは
綺麗さが全然違うしそこから見える基地の建設現場は
配信で見たときよりも、ミスマッチに見えた。
 
・沖縄は基地問題だけではなくヘイトやデマも酷く
地元の皆さんは戦っていることをこの映画で知った。

・高度経済成長期の頃
沖縄から県外へ出稼ぎに来ていた人たちへの差別があったという
話を聞いたことがあった。
それは昔の話なのだと思っていたけど…
今も根強く残る差別ーーー
この映画で知った。

・ラスト、高里さんの演説に
基地問題の闘いはまだまだ続くのかと感じ
直後に流れるエンディングテーマが染みた。
 
・エンドロールの沖縄グルメに癒されれた


前作「劇場版センキョナンデス」に比べ
コメディー感は大分少なくてずしっとくる場面
やりきれない場面が多い印象、沖縄の現状をよく表していると思う。
この映画を見るまでは、基地問題を漠然と知っているくらいだった。
基地問題以外にも根強いや深刻な諸問題を抱えていることを
この映画を見て知った。
多くの人に見てもらって”沖縄のリアル”を知って欲しいそんな映画。
広まって欲しい、考えて欲しい。そう思う。

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