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3月2日(土)ドルフィンソング目当てで見に行った映画(一部とてもネタバレ)

今日は「漫才協会THE MOVIE」を見に角川シネマ有楽町へ来た。
この映画を知ったきっかけは
昨年10月の関根勤さんとナイツ・塙宣之さん
(以下、塙さん)とのトークライブで映画を撮ったという話をしていて。
ある日、Xのタイムラインに映画の予告編が
流れてきた。
見ると、約2年前から活動を追っている
ドルフィンソング・三木ふとしさんが出てて
ビックリ。その映画が「漫才協会THE MOVIE」だった。
ドルフィンソングが映画に出るなんて!
活動を追い始めた約2年前には夢にも
思わなかった。
どんな描かれ方をされてるのか?気になる!
これは見に行きたい。
いつ見に行こうかと映画の公式ホームページ見ていたら、3月2日に監督である塙さんら
漫才協会の芸人が出演する舞台挨拶がある。
よし、この日だ。発売初日にチケットを取った。


角川シネマ有楽町に着いた。

ロビーにはこんな飾り付けが。

来場者プレゼント。
この映画のパンフレットのような内容。
いつかこれに、ドルフィンソングの2人に
サイン貰おうかな。

公式ホームページより
漫才協会THE MOVIEあらすじ

浅草フランス座演芸場東洋館(通称:東洋館)を活動拠点に、漫才協会に所属する芸人たちが連日舞台に立ち続けている。

事故で右腕を轢断し、舞台復帰に向けてリハビリに励んでいる大空遊平。39年間コンビとして活躍し、相方を亡くしてもなおピン芸人として舞台に立ち続けるホームランたにし。離婚後も同居を継続し、コンビで舞台に立ち続けるはまこ・テラこ。結成3年の若手コンビ・ドルフィンソングなど、幅広い世代の芸人たちの横顔をカメラが追う。さらにナイツの師匠でもあり、最後まで舞台に立ち続けることにこだわった漫才協会名誉会長・内海桂子への思いなど、漫才協会に集った芸人たちの過去、現在、そして未来が描かれる。

引用元:漫才協会THE MOVIE公式ホームページ「STORY」

一番見たかったドルフィンソングの
ドキュメント部分
なぜ抜擢されたか。塙さんが漫才協会THE MOVIEの見所を紹介するYoutube配信で
撮影当時、漫才協会の最若手だったからだと知る。
冒頭は私が活動を追い始めた2年くらい前の彼ら。今よりちょっと初々しい感じ。
当時のネタをするシーンは客ウケが良くない感じ、拍手がまばら(ナレーションでそう言われてた)、俗に言うスベったというやつなのか?
こんな場面撮るなんて。2人にヨシヨシってしてあげたくなった。出番終り直後の三木ふとしさん(以下、三木さん)の一言は、漫才協会THE MOVIEの見所を紹介するYoutube配信で塙さんが言っていた通り”面白ポイント”だった。
そういえばこの頃、東洋館などのライブで見た
ドルフィンソングは間もテンポもネタも
独特過ぎて、それが面白いというよりハラハラする印象だった。
先月の東洋館と漫才新人大賞でネタを見た時客受けが良かった。撮影当時みたいなことはもうない。
成長したってことなのかな。
(あ、今年配信で1回だけ見たような…)
他にも、三木さんの住むシェアハウス「東伏見ハウス」が出てきたり三木さんがアルバイトしてる様子(可愛らしい感じの店)が。
東洋館でのネタ以外の様子は初めて見た、ネタ合わせあんな感じでしているのか。
無名若手芸人のリアルを見た感。
もっと残酷で暗い描き方をしているのかと思っていたけど、明るく前向きな印象だった。
これを機に世間に名前が知られて売れるきっかけになったらいいなと。
それと、インタビュー受けてるときの2人の上着が同じような色だったのは意図的だったのか偶然だったのか。

その他感想
○小泉今日子さんのナレーションが優しく包み込むよう。漫才協会の皆さんを温かく見守っているかのような感じ
○観客の笑い声がちょいちょい起きていた
○大物芸人がチョイ役みたいに登場するのが何度も
○冒頭登場した塙さん。
何か笑わせることするのかと思ったら、何もないまま次の場面へ
○プリンプリンのインタビューシーン、うな加藤さんの表情に笑いが止まらず相方田中さんの話が
入ってこなかった。漫才協会THE MOVIEの見所を紹介するYoutube配信で塙さんが言っていたのこれか。
○大空遊平師匠
先月の東洋館でネタを拝見したときは
穏やかで聴き入ってしまう感じの方だった。あんなに壮絶な目に遭って舞台に立っていたなんて思いもしなかった。
左手だけで舞台衣装を着ていたのは相当なリハビリを経て出来るようになったのでしょうか?
○漫才協会の映画で消しゴムサッカーが
見られるなんて
○わらふぢのなるおの漫才協会入りのきっかけを
この映画で知る。そんな入り方?
そんなわらふぢのなるおが先月の漫才新人大賞で審査員満票で優勝するなんて
○漫才協会の野球チームで塙さんだけ
違うユニホーム着てる理由に何だそりゃ
○青空球児師匠が球児好児を組むまでに
コンビを辞めた理由が、芸の方向性とは全く関係のない生々しいやつ
○はまこ・テラこ
2年前初めて漫才大行進に行った時に出ていた。
パワフルな漫才をする印象だった。離婚後も同居しその様子を撮ったシーン、シェアハウスのようでそうではない、何だろう?ネタ合わせ楽しそう。映画でも言っていた「ビジネス男女コンビ」なのだろうか?南海キャンディーズのように仲の良いビジネス男女コンビっているし。
ただ、はまこさんはそんな感じではない様子
○高峰コダマ師匠のドキュメント、客席からの笑い声が一番だった。塙さんが自宅を訪問するも頑なに入れない、やたらとシークレットと言う、もうすぐ明らかに出来るから今はシークレットなことがあるという。この人一体何なんだ。
○漫才の歴史が学べた
○エンディングテーマがエンドロールに
とてもマッチしていた。
エンドロールの中にオリエンタルラジオの名を発見

上映終了。

舞台挨拶が始まり、ナイツ、ねづっちさん、ロケット団、宮田陽・昇登場。
・冒頭は高峰コダマ師匠の話で持ちきり
高峰コダマ師匠のトークライブやると告知する塙さん。実現するのか?
高峰コダマ師匠の話は聞けば聞くほど謎
・弟子に向かって「目が卑しい」「顔の作りが暗い」ってダメ出しする師匠って…
・京丸師匠の映画を撮りたいという塙さん、「アウトレイジみたいになる」と周囲
・かつて協会にいた大師匠達の話が強烈で面白い。それについては塙さんの新刊本に書かれている
という
・ねづっちさんの謎かけ速いし上手い。ちなみに漫才協会の謎かけ部部長なのだと
・日本橋亭のトイレの話はエグ面白い
皆さんの掛合いがとても面白く、よく笑った。とても面白いトークライブを一本見た気分。
舞台挨拶終了後、写真撮影タイム

「漫才協会THE MOVIE」は
お笑い芸人をテレビでしか見たことがない人に
特に見て欲しい。漫才協会の丁寧な解説や主催の寄席「漫才大行進」の模様が沢山出てくるから。
映画見て漫才協会に興味を持ってくれたら、東洋館に足を運んで欲しい。映画には出ていない芸人が沢山見られるから。
何かを発見できたり衝撃を受けたりすると
思うから。

最後に。
ドルフィンソングには
ひどく落ち込んで辛くてどん底状態にある人を
漫才で救って欲しい。続けていればいつか誰かを救える日が来ると思う。
20年前、毎日がとても辛く落ち込んで
精神的に追い詰められどん底状態だったとき
高田笑学校で見た浅草キッドの漫才で大いに笑って立ち直り辛さを何とか乗り越えた。
どん底状態を浅草キッドに救われた
20年前の私みたいに。

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