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旅の記録。富山市、氷見市

2019.10.16~19 旅の記録を、写真と少しのメモで。

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富岩運河環水公園、別名カナルパーク。デザインがかわいい、何より中心に穏やかな水があるのがいい。最高の天気に澄んだ空気、気持ちのいい公園。
ここに来て、北海道やベトナム、色々と悩んだけれど富山に来たのは正解だったなあと思った。自分の心が浮き立っているのが、なんだか嬉しかった。


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黄色になる前の、明るく若い緑色をしたイチョウの色ってエネルギッシュで好きだ。


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旅にはいつでも、数冊の本を持っていく。
吉田篤弘さんの書く物語はとても変わっていて、平和的で、出てくる食べ物が異常に美味しそうに感じる。そして物語の軽やさが、旅によく似合う。


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富山市から、氷見線に乗って移動。中学生の制服姿がまぶしい。
車窓から見える海。シートにうつる陽の光が綺麗だった。

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今回の目的地、HOUSEHOLD。ここはgreenz.jpの関係で知った。かわいい4階建ての古いビル。もともとは呉服屋だったそう。
とっても素敵な若いご夫婦が住みながら営んでいる。直感で今の自分が出会いたい場所だという気がして、今回はここを尋ねることにした。

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ここは共用部かつカフェかつ、キッチンのある1F。新しいもの、古いものいろいろなものが置いているけど、どれもトーンが似通っていて、センスがいい。そしてキッチンを借りて自分で料理が出来るのがとっても嬉しい。全然普段料理はしないけど、素敵なキッチンで料理をするのは好きなんだ。

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客室の窓からは海が見えた。水辺好きにはたまらない。ふかふかで気持ちのいいふとん。最近はよく眠れないこととか、人に気を使うことにストレスを感じるので、快適な個室で滞在できるのはとても嬉しい。


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この宿の素晴らしい点をあげたらキリがないくらい良かったのだけど、中でも屋上に自由に出れること。目の前が海であること。そして、晴れていれば綺麗な朝焼けを見ることが出来るのは本当によかった。天気予報はよくなかったけれど、宿泊した2日とも完璧な朝焼けを見ることが出来て、単純ながらもこの街に歓迎されているなあと思った。
自然が生み出す景色は、いつだって想像を超えてうつくしい。

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日中も綺麗でした。
いつか海や湖が近くにある街に暮らしたいなあとやはり思う。

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彼の(彼女の?)存在なしにはHOUSEHOLDでの滞在は語れない。控えめで、全然鳴かないで、ただずっとそこにいるの。険しい顔をしたり、桶に入ったりしながら。そして扉を開けると逃げてしまうというほんとに猫なの?みたいな猫。
本当に可愛くて虜になった。また会えたら良いなあ。元気でいてほしい。

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1日目の夜ごはん。1人分の料理をつくるのは難しい、と痛感した。材料があまってもしょうがないからなあ。でも大きなキッチンで料理をするのは気持ちがいい。2日目は、オーナーさんに教えていただいて魚屋でかますを買って内蔵を取って焼いて食べた。大変美味しかった。
食事をしながら、そして朝もオーナーのご夫婦とたくさんお話をした。お話はとても面白かった。なんだか初対面の人とこんなに楽しくお話出来たのは久しぶりだ。お二人の仲がいいことと、この場所で働くのが好きなんだろうなあというのが伝わってくるのが、あたたかくてとても素敵だった。

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氷見市内にある、ワイン農園、宿泊施設、レストラン、ショップのあるSAYS FARMへ。教会のように洗練されていて且つぬくもりのあるデザイン、心地いいピアノの音楽、スタッフさんの佇まい、美味しく綺麗なワインと料理。感動した。

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綺麗に整えられた芝生のエリアには、羊がいた。奥には海が見える。

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夜は、1Fの共用部をお借りして色々と文字を書いた。紙に文字を書くという行為をしていると安心する。今考えたいこと、考えていること、今日感じたこと、そんなことを書く。

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最終日は、富山に住んでいる大切な友人と過ごした。久々にゆっくり話をして、彼女が激務ながらも仕事を楽しんでいることを知って、素直にとても嬉しく思った。
ここはひらすま書房。選書も空間もよくて、本好きな僕らにはたまらなかった。お互い思い思いの本を買った。

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最後に行ったのは、wine bar alpesの昼営業、alps喫茶部。チャイもガトーショコラもとっても美味しかった。
何より店主さんの働く表情がとても活き活きとしていて、言葉では難しいほどにいい表情をしていて働いていた。こういう表情をしている時間を、日々に少しでも作れたら良いなあと思った。



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