「でもやっぱり人間向いてないわ」大人になりたくなかったよ。
かっこ悪く、読みにくい文章で書いていこうと思う。
香典とかそんなの知らなかった。
そんなの知らないなら知らない人生が幸せなんじゃないかって思う。
あの空気、もう一生味わいたくない。
自分より若い死。本人も驚いているんじゃないかって思う。
夢であれと何度も願ってしまう。
自分より若い人たちのあの背中をたまに思い出してしまう。辛い。
歩いているとたまに子どもが泣いたり大声で叫んでいたりするが、私は羨ましいなと思う。
私は子どもの頃からそうできなかった。
大人になってもやっぱりできなくて、
でもできない自分が嫌いにもなれなくて、
人に見せるよりも自分の中で文字にしたり、
1人で泣いたりしたりする方がずっとずっと気が楽な気がしている。
今年は身近な人がよく死ぬ。
不謹慎だけど、人ってあっさりと死ぬ。
よく考えると、周りの人は皆、私も含めて皆、
命があって、そのうち死んでしまうんだなって思う。
もしも、その次の人があの人だったら、
私を覆い尽くす鍍金は、
ボロボロと剥がれてしまうのではないか
乗せられていた肩車から
急に振り落とされて
私は私の形を失う。きっとそう。
だからということではないが、
時々聞き分けが良くなった気がする。
もともと下手だったものが、良いものとして、
10年も強化されてしまった。
人との出会いとは、時に
人が歩む道さえ変えてしまう。
そんなお布団の上の中。
人と人、人と物、
人生とは何か。運命とは何か。
生身の人間と会わないでいい世界で
生身の人間がいる世界さえ、
変えてしまうだろう。
あー、大人になんてなりたくなかった
そんな無い物ねだり
大人と子供、境目を作ったのはまた人間。
それは便宜上の話でしょう。
だから本当は大人とか子供とかそんなことないんじゃないかって思う。
長く生きればそれだけいやでもいろんなことが起きる。だから、知らない方がよかったというのが考えずに出る言葉として、
大人になりたくなかったと意訳されてしまうのだろう。
また、今日も淡々と。
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