プロダクト・ライフの観点でラ族🍜を語ってみる
皆様こんにちは
先日こんな思いつきのポストをXにしたところ多くの方から反響をいただき、この日のX診断士界隈は「若者のラ族離れ」で盛り上がりました。
3年以上X診断士界隈に張り付いている私からすると日常となっている「ラ族」でしたが、新しく診断士アカウントを作った方からすると、ラ族のことを全く知らない方が増えているということが分かりました。
ということで、今回はラ族発端の歴史を知る私がプロダクト・ライフの観点でラ族について語ってみることにします。なお私も記憶が正確でないところもあるので、もしかしたら誤っている内容があるかもしれませんので、その点はご容赦ください。
そもそもラ族とは何か?
ラ族とは、ラーメン族の略語でありX診断士界隈のラーメン好きがゆるく繋がりを持つコミュニティです。(裸族ではありません。ちゃんと服を着るくらいの常識はありますw)コミュニティと書きましたが特に何か定期的な会合をしているということはありません。またメンバーも誰だか私は把握していません。
強いて言えば、Xでラーメンの画像をつけたポストを見つけた際には「ナイスラーメン」とリプする程度の関係性です。普段交流ない方ともラーメンをキッカケに繋がりを持てるのが最大の魅力です。
導入期(2022年2月)
いつラ族が生まれたのか?ラ族生誕の歴史は諸説ありますが、私は清水さん説が有力であると考えています。
「ラ族」という言葉が生まれる前から、診断士受験生アカウントでラーメンをアイコンにしている方は非常に多くいました。診断士受験生のマス層である40代〜50代の男性にとってラーメンは切っても切り離せないものなので、ある意味当然の流れです。そんななか事件(というか喜劇)が起きました。インフルエンサーである清水さんがご自身のアイコンを、ラーメンアイコンのQAZさんに似せたものに変えたのでした。
当時のポスト↓
私の記憶では、このネタポストをきっかけにラーメンアイコンが診断士界隈(特にR4診断士受験生)で一気に増え自然発生的に「ラ族」という言葉が生まれました。
成長期(2022年3月〜2022年12月)
ラ族という言葉が生まれたことをきっかけに診断士界隈での交流が広がっていき2022年は完全に成長期となりました。この時期はR4診断士受験生アカウント(当時)の方が色々なラ族伝説を作ってくれましたので、当時のエピソードを幾つか紹介します。
①ナイスラーメン→サンキューラーメンの誕生
今では定番になりすぎている「ナイスラーメン・サンキューラーメン」でありますが、私の記憶では1番初めにこのやりとりをしたのは、しゅんのすけさん・まさてらさんでした。まさてらさんがあげたラーメンの投稿に対し、しゅんのすけさんが「ナイスラーメン」とリプしたところ、まさてらさんが「それいいね!」と返し、いつの間にか一気に広まっていったと記憶しています。
②ラ族アイコンの誕生
きっかけは覚えていないのですが、うつをさんが、ラ族と認定された方に対し「ラ族アイコン」を作ってくれる文化が生まれました。誰かがラーメンの画像を上げると、速攻でうつをさんがラ族アイコンを作るという流れが広まり一気にラ族アイコンが増えていきました。なおラーメンに書かれている数字はアイコン作成時のフォロワー数です。当時のうつをさんお仕事早すぎて本当にすごかった🥺
ちなみに当時の私の通知はこんな感じでフォロワーさんがラーメンアイコンばかりでした笑 タイムラインを見るとほとんどのアイコンはラーメンでしたねw
③河野太郎凸事件
しゅんのすけさんが、河野太郎大臣にナイスラーメンをかますという伝説の事件です。しゅんのすけさんのポストを見ると「流れでやった」ということでしたが、私としては狙ったやったとしか思っておりません。マキさんのポストを見て私も吹き出したのを今でもよく覚えております。この凸をきっかけに、しゅんのすけさんは「ラ族・切込隊長」と呼ばれるようになりました。
④ アオイさん引用リツイート
しゅんのすけさんの河野大臣への凸ポストを元に、アオイさんがネタポストをしたところ、なんと河野太郎大臣から引用リツイートをしていただきました。河野大臣の「ない。」の3文字のポストには当時の診断士X界隈は大騒ぎとなりました。そして、この引用リツイートをきっかけにアオイさんは「ラ族の姫」と呼ばれるようになりました。今では「ラ族の」が取れ「姫」と呼ばれることが多いアオイさんですが、元々はラ族界の姫だったのです。
このようにR4年のX診断士界隈ではラ族が一大ブームとなり年末の診断士界隈流行語大賞では「ラ族」が選ばれるまでになりました。
成熟期(2023年1月〜2024年8月)
ラ族ブームも1年も経つと、前年のような勢いはなくなったものの、「ラーメンの画像を上げる→ナイスラーメンのリプをもらう→サンキューラーメンのリプを返す」という流れが安定しました。当初は、ラ族だけでの繋がりでしたが「ナイス○○→サンキュー○○」の流れは汎用性が高くラーメン以外でも使えることから、診断士受験生だけでなく診断士の先生方にも広まりました。
特に、守秘義務の都合上、仕事内容が呟けず食事や趣味の投稿がメインとなっている診断士の先生方にとって、ナイス◯◯→サンキュー◯◯の流れは貴重なコミニュケーションツールとなったのではないでしょうか。私も勇気をもって交流を持ちたい先生に「ナイス〇〇」とリプをさせていただいたことがあります。
衰退期?(2024年9月現在)
このようにして、ラ族は発展していきましたが、ここ数日で「若者のラ族離れ」というワードがX診断士界隈を騒がせております。
私としては今が衰退期かどうかは分かりません。これから王政復古するのか?それともラ族界のニューヒーローが生まれるのか?今後も楽しみにラ族の動向をチェックしていきたいと思います。
ちなみに最後になりますが、私はラ族とは一才関係のない一般庶民です。その点だけ誤解なきようお願いいたします。
(完)
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