#10 古藤田博澄の【伊豆むあん】|幸せな人間関係を築くために(10話 「力」の欲求)

【2010年5月24日(月)5:03 伊豆むあんブログより転載】
10年前の連載記事を転載しています。
情報や状況が古い可能性もありますが、当時の想いが今もなお価値のある情報としてお届けできることを願っています。

力の欲求

勝ちたい。物事を治めたい。自分の方法でやりたい。自分の思う最善の方法でやらせたい。他人に指示し、指示どおりにするのを見とどけたい・・・

自分には力があるんだ、そのことを周りに認めさせたい、と、思った瞬間から不幸は始まる。

力を追求する。力を観じ、力を観じさせる・・・

力を追求する中で、たとえそれが結婚を犠牲にし、親子関係を破壊し、仕事の競争相手を破滅させることを意味しても、必要だと思うことは何でも躊躇なく実行する。

そういうい力にとりつかれた人にとっては、力を追求することは、生活の一部である。

自分のもっている「力」を活かすことで、周りの人の為になって、自らの力の欲求をも満たす。

例えば、医者が難病の患者を難しい手術を成功させることで救う。

患者は命を助けられたことを感謝し、医者は難病を自分の力で克服しかつ患者の笑顔に満足する。
「あ~医者になってよかった」と・・・

「本来の目的」を果たすことにその「力」を使えば、力は人のためになり、自分のためにもなる。

教師にしても、企業経営者等の管理者にしても、親にしても、自分の使命は何なのか、自分は何のために、ここにいるのか、その役割は?

そこを、見失うことがなければ、みんなが幸せになれる。


力のある人が、人を支配し、何らかの強制とコントロールを行わないと、自分のもっている力は発揮できない、活かせない・・・という「間違った考え」に、早く気づくことが大事。

相手の力も十分に活かしながら、自分の力をそこにプラスして、一人じゃ出来ない事を皆の力で100にも1000にもする。

そのためには、周りの人の話を良く聞いて、この人はどんなパワーを持っているのか、わかり合わなけば・・・

力のある人を中心に、みんながまとまることで、お互いの力の欲求は満足され、必ず良い結果を導き出すはずです。


【 ↑ 伊豆を愛するコトウダ社長の1週間はコチラ ↑】


【 ↑ MKニュースバックナンバーはコチラ ↑ 】







この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?