#45 古藤田博澄の【伊豆むあん】|幸せな人間関係を築くために(46話 強制とコントロールの悪)

【2010年8月25日(水)6:04 伊豆むあんブログより転載】
10年前の連載記事を転載しています。
情報や状況が古い可能性もありますが、当時の想いが今もなお価値のある情報としてお届けできることを願っています。

子供は、親から虐待を受けると、「人は信じてはいけないもの」ということを学ぶ。

人との対応は、その忌まわしい、自分の身に起きた悪い出来事、経験から、「目の前の人も必ず、私を裏切る、傷つける」ことを確信するところから始まる。

大人になり周りの人間とうまくいかないことで、同じで職場で長く仕事を続けることができない・・・

恋人ができても、長続きしない・・・結婚までいたらない・・・

すべては、虐待を受けた結果だと考えるであろう。

「目の前にいる人は、今、自分を裏切ったり、傷つけたりしていないし、
これから先もするような人ではない」
そうと思っていても「過去の経験」が、その先に進むことを邪魔する。


過去は終わったのだ。
過去にこだわれば、自分の人生を台無しにしてしまう。

目の前にいる人は良い人だ・・・

「人を信じることを学ぶ」

選択するのは自分だ。


とは、言え、簡単なことではない。だろう

私は虐待を受けた経験がない。
心の傷、痛みは決して理解することは出来ない。

親が子供を虐待することの罪の重さ・・・
子供の一生を台無しにしてしまう罪・・・
そこから、脱するためにどれほどの時間と自身との闘いを必要とするかの罪・・・

自覚の無い親。人間として失格だ。

【幸せな人間関係を築くために ~46話・完結~】

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