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英語学習方法:オンライン英会話スクールと講師の選び方

本記事におけるオンライン英会話スクールとはこのサイトで紹介されているようなスクールと定義します。

近年良く目にするオンライン英会話スクール、手軽で料金も安く、英語学習には最適だと思います。私も講師をしていました。

どんな言語でも同じだと思いますが、英語の上達のためにはできるだけ英語を話し、聞き、読み、書くことです。その中でもスピーキングは一人ではできないので、オンラインスクールを上手く使っていただきたいなと思います。

オンラインスクールのメリット:

  1. 通学しなくてよい

  2. 好きな時間に授業を入れられる

  3. 比較的安価である

  4. (スクール・プログラムによっては)いろんな国の講師から選べる

オンライン英会話スクールの中では、いろんな国の講師が選べるものがあると思いますが、個人的にはすごくいいシステムだと思います!

実際の世界に出ていくといろんな人がいます。例えば、お仕事で毎日英語を使うとしても、シンガポールだったりインドだったり、ドイツの人だったり必ずしも英語が第一言語ではない方の場合もあります。なので、インドのクライアントとミーティングがあるから今日はインド人講師にしようとか、新しい上司はオーストラリア人だからオーストラリアの言い回しや発音に慣れておこうとか、1つのシステム内でいろいろ気軽に試せるのは本当にいいなと思います。

ネイティブから英語を学ぶのはもちろんメリットがあります。実際に使われているリアルな英語を学びたいというのならネイティブから学ぶのが一番です。

では日本人講師から学ぶのはどんなメリットがあるのでしょうか?簡単に言うと、以下が挙げられます。(ここでの日本人講師は、日本語が母国語で英語を第二言語とする方と定義します)

  1. その先生も英語を学んだ・学ぶ者であること

  2. 母国語が共通であるとなんで間違えるのか、なにが引っかかるのかが分かりやすい

  3. 日本語で説明をできること

  4. 受験や学校英語を学ぶ

特に1. が一番大きな要素だと思います。日本語だと母国語だと自然に出てくることなので、いちいちすべての文章で文法について考えることはないと思います。しかし、第二言語は、理論的に学ぶことが多いと思うので、説明をしやすいと思います。また、同じ生徒というポジションにいたことがある人だとこう教えてもらえれば分かりやすかったな、わかるなというのが理解できるのも強みです。

2. もちろん外国人の先生であってもベテランであれば日本人の傾向を把握されています。(例えばRとLの音が苦手であるとか。)でもやはり、日本人の先生であれば、和製英語だったり流行っているカタカナ英語だったりにピンときて修正しやすいかと思います。また、日本語にないようなコンセプトだと引っ掛かり易いなども気がつくことができる点です。

3.ESLの勉強において、翻訳することはダメである。授業中は英語のみが好ましいと言う考え方が主流であることは理解しています。ただ、日本語をある程度使ってもいいかなと思う生徒さんはいます。まだ英語を勉強し始めた小さなお子さん。全く理解できないことを永遠と先生が言い続けても飽きてしまいます。私はまだビギナーであれば10-15%ぐらい日本語を混ぜて、とにかく飽きないように工夫します。

別のパターンとしては、ビジネスパーソンです。例えば、普段は日本のチームと仕事をしていて、1ヶ月に1回アメリカ本社との報告会議がある、などの場合、日本語ではXXXだけど、英語ではどういいますか?と言うのは、その人にとって必要なので、日本語を少々交えてもよいのではないかなと個人的には思います。

4.は私は教えられない分野になります。なぜなら高校で海外に行ってしまったので、受験英語がどんなものかわかりません。試験はそのフォーマットだったり傾向だったりが重要なので、受験英語を理解している人ではないと無理だと思います。そこで、日本人で受験を経験した人を選ぶべきなのです。

もちろん英語講師にも向き不向きがあると思うのでその先生のプロフィールだったりアピールポイントをみて、適切な先生を選ぶのがいいと思います。できれば最初の授業では自己紹介を行い、なにが目的で英語を勉強しているのか、どのような授業を行いたいかをじっくり話し合った方が、先生の視点からしてもより効果的な授業を行えます。

もしそのスクールのカリキュラム外の授業を行いたい場合は、1回目の授業でこう言うことを行いたいが対応可能か?と確認して2回目からそれを実行すべきかと思います。(もちろんスクールによっては教材以外のものはNGというところもあると思うので、独自の方法があるのなら、トライアルの時に確認すべきです)ただ、正直もし独自のレッスンをやりたいのなら、自分が納得できる方法で教えているスクールやプログラムを探す、もしくはiTalkiなど個人の先生を探せるサイトで、それなりの金額を払いそれができる先生を探した方がいいかと思います。

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