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これは想像のストーリー 意味など無い

・違和感が形としてハッキリと正体を表したのは11月9日だった。バザーを開催するにあたり、水鯨さんが案内がしやすいようにチラシを作ろうと提案したのは私だ。水鯨さんに余計な手間をかけさせないためであり、一人でも多くの人に来場してもらい開店資金を集めるためだ。
私はもともとグラフィックデザイナーとしてデザイン会社などで働いていたので、チラシ程度のデザインはすぐにできる。(外枠しかできていない)web版レトロ村を見ていたら、高地くんはデザインするほうが好きなのかもしれないと思い、チラシのデザインを頼んだ。
配る枚数が少なく、正確な情報が載ってさえあればいいのでクオリティは気にしない。サイズ・デザイン・書式は自由でいいと軽い気持ちで頼んだ。

・9日の夜、デザイナーのNさんからチラシに使う素材がほしいと連絡があった。web制作を手伝っているデザイナーさんがいることは知っていたけど、私とやり取りをするのは初めて。聞けば報酬をもらい、高地くんにチラシ作りを依頼されたという。私や水鯨さん、ポエムさんは手弁当でモカの後継者探しを手伝っていた。バザーの出品・手伝いに関しても水鯨さんや私の厚意から成り立っている。直接開店資金の融資はできないかわりに、時間や労力を使いサポートしていた。報酬を払い、チラシを作ってもらうのはバザーの趣旨に反している。あわてて作業を止めてもらい、自分でデザインしてチラシを完成させた。

・後で高地くんから謝罪のDMを貰ったが、問題の本質を理解していなかった。私が呆れたのは「お金がないのにデザイナーに報酬を払って作業してもらった」「私にデザインの手を煩わせてしまった」ことではなく、無償で成り立っているバザーの趣旨が理解できない、想像が及ばないことだ。そこから説明しないといけないのはだいぶ面倒くさい。

・報連相ができない。約束を守らない。会う度に印象が変わる。本質が見えない。心配ごとはあったけどアドバイスをすれば改善するし、伸び代のある子だと思っていた。私が好ましく思っていた高地くんの一面はデザイナーのNさんとの共同で作られたものだった。Nさんプロデュースの賜物だった。

・高地くんは自分の言動が相手にどういう影響を及ぼすかを考えない。自分の頭で考えられない。自分はどういうつもりだったかとは関係なく、心配されたり不信感を抱かれるのは自分の振る舞いや実際の能力のなさが招いたことなのだと反省できない。Nさんとweb会議をした際に、Nさんがいなければ何もできないのだとわかった。

信頼関係は自分の行いの積み重ねで築く。「自分では大きく見せようと振る舞ったつもりはなく、聞かれないから言わなかった」と言う人を信じて、手を貸せるだろうか。

・大切に関係を育んできたポエムさん、水鯨さん、ママさんとのご縁をつなぎ、時間と労力を費やしてサポートしてきたんだから喫茶店はちゃんと開店させてほしい。反省して改善してそれを繰り返すことでモカのマスターやママさん、ポエムさん、水鯨さんのようなかっこいい店主になってほしいと切に願う。

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