インターン しずく 2020.9.30

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この場を借りて何と名乗ろうかすごく迷ったのですが、
かよさんにお会いしてすぐ「可愛い名前だね」とおっしゃっていただけたので、
下の名前を名乗ることにします。

はじめまして。
9月30日に1日インターン生としてお世話になりました、しずくです。

現在大学3年で、哲学を専攻しています。
気にする必要のない些細なことにまで思考を巡らせてしまう、面倒くさい性格です(笑)。


小鳥書房のことは、Twitterで知りました。
Facebookに投稿されているインターン生の感想も拝見させていただき、
その文章からあふれ出る小鳥書房の魅力に惹かれ、
自分もインターンの応募をしました。
「出版社に就職して、編集者になりたい!」
という、漠然とした将来への思いも抱いて。


店主の落合加依子さん、通称かよさんは、敬意を込めて「ことり」のような方だと思いました。
まず身長が、決して高くはない私よりも低いことにびっくり(!)。
声も凛としてて若々しく、小鳥書房という可愛らしい店名にふさわしい印象を受けました。
それと同時に、小柄な見た目に反して、
一本の筋が通った強い"意志"をもつ女性だとも思いました。


そんなかよさんとお店の周辺を歩き、店内でお話しさせてもらううちに、
ふっと緊張がゆるみ、
気づけばあれやこれや内面をさらけ出して、弱音を吐き出している自分がいました。

インターンの場で弱音を吐くなんて…!

それでもかよさんは、私の情けない弱音に「うんうん」と頷きながら耳を傾けてくださり、
建設的なご意見やあたたかい言葉をかけてくださいました。
私はきっと、誰かに自分の話を聞いてもらいたかったのだと思います。
自分という人間のこと、その将来のこと、ウィズコロナの"今"のこと。
あらゆる不安を、ひっそり手渡しされた手紙のようなやさしさで、
小鳥書房という空間が受け止めてくれました。

このお店には、時計では計れない時間が流れているような気がします。
それが私には、心地よく感じられました。

ただ今回の1日インターン、編集の実務にはあまり関われず、
役立たずなインターン生という印象が残ってしまったかもしれません…(笑)。
私自身は、ここで学びたいことがまだまだあります。
だからきっとまた立ち寄らせてください。

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この投稿に添える写真ですが、色々と考えた結果、
インターン当日に小鳥書房で購入させていただいた1冊に決めました。
実はまだ読んでいないので、これから読むのがたのしみです。

小鳥書房の本棚にミヒャエル・エンデ作『モモ』が置かれているのを見て、
「ああ、ここに来れてよかったな」
と最初に思ったのでした。
その思いは、今も変わりません。

改めて、この度は1日インターンに参加させていただきありがとうございました。
かよさんをはじめとして、この日ご縁を感じさせていただいた皆さま。
ひさびさの"出会い"にぐらりと、心を動かされました。
次にここを訪れるときは、「ちゃんと食べとるよ!」と胸を張って言える自分でありたいです。

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