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インターン 畠真帆 2020.07.06

人生とは、川だと思うのです。

一本の大きな川。

ひと筋の小さな流れが、山を下り、谷を進み、
大きく深く、力強くなってゆく。

今朝、
小鳥書房を目指して
北海道の大地を飛行機がぐんと離れた時

「また新しい川の流れとの出逢いが、私の川を大河にするんだな」

そう心の中で呟きました。

皆さま初めまして。
北海道から小鳥書房に、1週間インターンを通してお世話になる畠真帆(はたまほ)といいます。
去年の夏に早稲田大学を休学し、根性試しにやってきた北海道十勝の酪農家で縁があり結婚した22歳です。

22年間、
私は自分自身の川の中を
不器用にゴツンゴツンと流れてきました。

行き当たりばったりに
新しい土地に出逢い、
そこに生きる人々に心惹かれてきました。

明日はどこに流れてゆくんだろう。
明日はどんな風景に出逢うんだろう。

明日の方向に
何気なく目をやりながら川を流れていました。

でも結婚をした今
未来を見ると、自分の大河の横に寄り添うもう一本の川がしっかりと見えています。

ぼんやり流れてちゃあいけない。
どこへ向かって、どんな風に、どんな川として流れて生きたいのか考えなければ。

そう思っていたところに、小鳥書房さんと出逢えました。
「たった一人のために本を届ける出版社」
その文字を見て
たまらなくなって北海道から飛んできてしまいました。

本の息遣いを感じる空間。
物語を運ぶ風の吹く路地。
私がみたこともなかった川の流れを持つ人々。

小鳥書房にはそんな
静かだけれど、確かなぬくもりのある一筋の川が流れていました。

そんなことを
雨のそぼ降る小鳥書房のお店の中で感じたインターン初日です。

未熟でありますが、経験させていただいたことを
こうして書かせていただこうと思っておりますので
皆様どうぞよろしくお願いいたします。

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