第2回小鳥書房文学賞 一次審査通過作品
今年2月末にかけて募集しておりました、第二回小鳥書房文学賞。テーマは「日記」。
全628作品もの作品をご応募いただき、審査員の皆様とともに丁寧に拝読しておりました。お時間を頂戴しておりましたが、審査員の金川晋吾さん、千葉雅也さん、応援団長の岸波龍さん、皆様それぞれにお時間の制限のある中、最大限の早さで順番にお読みいただいたことをご理解いただけましたら幸いです。
まもなく受賞作品を決定いたしますが、そちらのご報告に先駆けて、一次審査を通過しております作品の著者名(ペンネーム)を発表いたします。
■応募いただいた日記の日付順
ジマーマン(9月1日からの3日間の日記)
阿部いろは(10月21日からの3日間の日記)
白石果林(11月10日からの3日間の日記)
高杉晋太郎(11月12日からの3日間の日記)
山羊座ロンド(11月19日からの3日間の日記)
長澤沙也加(11月25日からの3日間の日記)
戸原郁(11月25日からの3日間の日記)
河村 泉(12月3日からの3日間の日記)
玉置桃子(12月12日からの3日間の日記)
冬木みちる(12月25日からの3日間の日記)
かずさ(12月28日からの3日間の日記)
まさを(1月31日からの3日間の日記)
韓河羅(1月6日からの3日間の日記)
松原弘志(1月16日からの3日間の日記)
渡邉邦博(1月26日からの3日間の日記)
田中美沙妃(1月31日からの3日間の日記)
小軽米美典(2月2日からの3日間の日記)
佐野月咲(2月5日からの3日間の日記)
向井陸(2月15日からの3日間の日記)
かたやまはるか(2月15日からの3日間の日記)
受賞者は10名となる見込みです。
受賞作品の正式発表は今月中を予定しております。現在、審査員による講評文を執筆中ですので、発表時期が前後する可能性もございます。受賞を辞退される方は、予め実行委員までお知らせください。
【審査員プロフィール】
■金川晋吾(かながわしんご)
1981年、京都府生まれ。写真家。神戸大学発達科 学部卒業。 東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程修了。2016 年『father』( 青幻舎)、2021 年『犬たちの状態』( 太田靖久との共著、フィルムアー ト社)、2023 年『長い間』(ナナルイ)、『いなくなっていない父』(晶文社)、『集合、解散!』 ( 植本一子、滝口悠生との共著) を刊行。現在、 長崎のカトリック文化や平和祈念像、自身の信仰をテーマにした『祈りと長崎(仮)』(書肆九 十九)を刊行に向けて準備中。
■千葉雅也(ちばまさや)
1978年、栃木県生まれ。東京大学教養学部卒業。 東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。 博士(学術)。立命館大学大学院先端総合学術 研究科教授。著書に『動きすぎてはいけない――ジル・ドゥルーズと生成変化の哲学』、『勉強の哲学』、『現代思想入門』など。『デッドライン』で小説家デビュー、野間文芸新人賞。「マジックミラー」で川端康成文学賞。最新作は『エレクトリック』。
■落合加依子(おちあいかよこ)
1988年、愛知県生まれ。編集プロダクション・ 出版社勤務を経て、2015 年に出版社「小鳥書房」を設立。2019 年に小鳥書房の書店を開業。地域に開かれたシェアハウスである「コトナハウス」の大家や、谷保のダイヤ商店街の広報としての顔ももち、本と暮らしの編集を楽しんでいる。著書に『浮きて流るる 小鳥書房店主日記2021年3月〜2022年6月』がある。
<応援団長>
■岸波龍(きしなみりゅう)
1985年、三重県生まれ。文京区本郷の本屋「機械書房」店主。2020年より詩や読書にまつわるZINEの製作や絵描きとして活動。絵や立体製作の個展を様々な本屋で行う。ウルトラマンやゴジラなどの怪獣ソフビ愛好家。多宇加 世との共著である詩の絵本『夜にてマフラー を持っていく月が』( 双子のライオン堂出版部) を刊行予定。
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