インターン 山本 2020.11.08

2020年11月7日のワンデーインターンシップに参加させて頂きました、山本です。
今回体験できたことをここに書き留めたいと思います。

私は初めて体験する出版社でのインターンシップにだいぶ緊張していました。
ですが、小鳥書房に到着し、店主のかよさんにお会いして、その緊張は直ぐに溶けることとなりました。
小鳥書房に来るのは初めての筈なのに、馴染みのある場所に来たような感覚になりました。
店内で少しお話しした後、かよさんに町を案内して頂き、「むっさ21」という場所に訪れました。
その場所には、雑貨屋さん、カフェ、木製のあらゆるものを作れるシェア工房が並列されていました。
私は、このものづくりシェア工房「クミタテ」の小池さんとお話しさせて頂きました。
彼は、現代のものづくり、人との関わりについて沢山お話ししてくれました。
こちらの目を見ながら確かめる様に話してくださる姿勢が、とても素敵だと思いました。私も真似したいです。

その後、小鳥書房に戻り、かよさんのお仕事の手伝いをさせて頂きました。
その中で私は小鳥書房の2階で行われている「まちライブラリー」の林さんや「書肆 海と夕焼」の柳沼さん、ぷらぷらとお話しをしに来てくれる曽根さん、一橋大学の学生さん達とお話しすることができました。
初対面の方とお話しする楽しさを再発見しました。
現在のコロナウイルスの影響でこの様な機会が全く無くなってしまったので、余計に嬉しかったです。

柳沼さんは、小鳥書房の中にお勧めの書籍を展開するらしく、その準備の過程を期せずして見学させて頂きました。
真剣にポップを書いている姿や書籍をどうレイアウトするかをかよさんと苦心している姿を見て、本に対する人の情熱を感じました。
出版社や出版業界についても沢山興味深いお話しをして頂きました。
改めて本当にありがとうございました。

今回のインターンシップでは、かよさんと沢山お話しできたことが自分にとって大きな収穫になったと思います。
自分の思いや考えを相手に伝え、相手の話を聞くこと。これは何かを学ぶ上でとても大切なことなのかもしれません。
何故ならただ盲目的に情報を頭に入れ、覚えたことよりも、自分が考えて出した答えの方が、より真実味が増して自分の中に落とし込めるからです。
かよさんは、私に「どうしたい?」「どう思う?」とずっと聞き続けてくれました。
その質問が1番答えるのが大変で私にとっては必要なものでした。

「編集者は何も無い田畑を開墾する人のことで、ライターは富士山を登る様にレベルアップしていく人のことだよ。」
この言葉は、私がライターと編集者の違いについて質問した時にかよさんが答えてくれたものです。
この言葉で私は編集者のイメージがガラッと変わりました。
人の言葉は伝え方によってこんなにも人に影響を与えるのだな、と改めて感じました。
私はこの言葉を一生忘れないと思います。

とても有意義な時間を過ごすことができて幸せでした。また是非伺いたいです。
お休みなさい。

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