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何かの代わり
いつも何かの代わりをさがしているのかもしれない…と思った。
それは欲しいものが必ず手に入るわけでない世界の法則で、手に入ったとしてもそれに満足できない人間の性。
ラーメンを食べる代わりに、にゅうめん。
こないだ言えなかったあの言葉の代わりの、今日の態度。
欲しい服の代わりに、家に飾る花。
悔しい思いをした仕事の代わりの、新たな仕事。
好いてもらえないあの人の代わりの、あなた。
倫理的に間違っていると言われるかもしれない。
満たされない何かを他のもので埋めるのは、自分を騙すことか?つまりそれは、他者をも騙すことかも。
いつも欲しいものに一直線ではいられない。私たちは犬じゃないから。
騙し騙し、自分の欲望に蓋をしたりする。満たされたような気持ちになって、進む。
間違っていると言われても、そうやってバランスを取って生きているのだなぁ。
白黒はっきりさせることが全てじゃない…と学びつつある。それは、鋭い眼差しを失うことや、曇りなき眼を手放すこととは一致しないと信じてる。
愛に満ちたグレーを漂うように、代わりを探してる。
エチカ
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