1月12日
このカレンダー的には、普通に運動しようぜ的な意味だと思うのだが、重く生きている私は今日もこの言葉を重く捉えてみた。
不幸に浸かってることが、心地よいことがある。もちろん辛い時に心地よいと感じているなんて変なのだけれど、心のどこかで声がする。前になんか進めないし、ここにいて朽ちていきたい。こんなに可哀想な私、まるで悲劇のヒロインだわという声。恐ろしくおいしい、甘い蜜がそこにはある。
しかし、ずっとそこにいてはいけない。歩き続けなきゃいけない。だってそこはとっても、暗い場所だから。
金子みすずさんの詩集に『明るいほうへ』という本がある。わたしは何があろうとも、明るいほうへ歩いていく人でありたい。理由なんてなくても、なんとなく明るいほうへ。
走ると疲れちゃうから、歩こうかな。どこまで行けるかわからないし、ついてきてくれる人がいるかどうかもわからないけど。
自分のあまりの生き下手さに、呆れながら。「そんな事で傷ついてばかだなぁ、ほんとに。さ、おにぎりでも食べな」と自分を笑ってやりながら、歩きたい。
そんな1月12日。
エチカ
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