コトリナの考え(つなぐ)

一般的に 見えない・見えにくくなって、 不安を抱いたまま 生活をし、リハビリテーションなどに たどり着くまで、5年から10年もの年月がかかってしまう と いうデータがあります。
こんなにも 時間がかかってしまう背景には「情報の8割は目から」と言われるように見えにくいことで、情報が手に入りにくいからなのです。
また、見えにくくなる病気は中高年で始まり、進行し、高年齢で 重い視覚障がいになることが多いということも理由の一つとなります。   
 
さらに、病院、福祉、支援機関との連携をとるシステムが現在はとても少ないことがつながらない原因の一つでもあります。

この、『つなげる』 所を担えたら・・・と 思います。

必要な情報が 必要な時期に視覚障がいの方に届くように。
眼科・医療機関に、取り出しやすい情報ファイルをお渡しし、見えにくい人につなげていきたい。
眼科の専門職、視能訓練士の育成にも関わり、外来業務の中で視覚障がいの患者さんに情報を提供できる視能訓練士が多く育ってもらえたら・・
     
福祉、支援機関につなげるステップとして社会的リハビリテーションの初歩(補装具やスマホの紹介など)を通いやすいコトリナで体験し、社会資源(同行援護や様々な制度)の情報をお伝えし、次に繋がっていていただきたいです。

まず体験し、できることを知り、みんなで考え、助けあい、そして楽しみ、喜びを見出すそれが 『つなぐ』 という コトリナの 役割だと思います。

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