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フルーツ

日本人の果物摂取量が1975年より半減しているそうです。果物を購入しない理由は、値段が高い。日持ちがしない。皮を剥く手間がかかる。とのことです。

昔はお菓子など甘いものもそれほど多くなくて、おやつに果物ということも多かったように思います。おやつは「庭の柿でも食べてなさい」というようなこともよくあったように思えます。
最近は安くて美味しい日持ちのするお菓子もたくさんあるので、皮を剥く面倒を考えたらさっと食べられるお菓子を買ってしまうということなのでしょう。

我が家も今までそれほどフルーツをたくさん食べる家ではありませんでした。冬場に蜜柑は箱買いして食べていましたが。そう、他の果物は皮を剥くのが面倒だったのです。蜜柑なら各自で勝手に食べられますから。

ところが、そんな私が今年の春は台湾パインにハマってしまいました。
中国が台湾パインを禁輸したそうで、よく行くスーパーでそれまであまり見かけたことがなかった台湾パインが安く売っていました。中国の人がそんなに大量に買っていたものなら、よっぽど美味しいものなのかもしれないと思い、買ってみました。
店頭に並んでいるパインとどう違うのかも知りたくて、食べ比べをしてみました。

台湾パインはとても甘く、ほんのりココナッツのような香りがしました。普通のパインより台湾パインの方が好き。
皮を剥く面倒くささよりも美味しさの方が勝り、それからも数回購入しました。

パインのシーズンが終わってしまったのか、中国の禁輸が解かれたのか、気がついた時には店頭から台湾パインは姿を消していました。
来年の春頃に、また食べられれば良いのですが。

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