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リタイア夫婦が          【家ノマドワーク】に挑戦して、   発見したものは何か?

■テーマ設定の背景

~リタイア後もライフワークとして 楽しく・小さく・動いて働こう!~

 私たち夫婦はふたり合わせて140歳。配偶者は昭和21年、ベビーブーマー(団塊の世代)世代で、まもなく後期高齢者(75歳以上の老人)になります。                                                                                                                 実際に年金生活者になってみると『悠々自適のご隠居さん』には程遠い経済状況で、ひと昔前の「サラリーマンは厚生年金があるから大丈夫」という根拠のない思い込みからの方針転換を迫られます。

 2019年6月【老後資金は年金+約2000万円必要】という金融庁・金融審議会がまとめた報告書(金融審議会市場ワーキンググループ「高齢社会における資産形成・管理」)が大きな反響をよびました。

 「子育て期間は教育費と住宅ローンで手一杯、それなのに、老後資金を2000万も用意できるわけない」という声が多かったのですが、2000万円の計算根拠となる前提条件を考え、自分たちの老後の経済基盤を洗だしてみると、この2000万必要という言葉が荒唐無稽な話ではないことに気づきます。

 夫婦二人暮らし(夫;後期高齢者75歳)(妻:専業主婦)の場合 公的年金収入は、年間で平均(*)約240万~300万前後。健康で、持ち家(住宅ローン等なし)であれば 夫婦二人がつつましく食べて、住んで、暮らしていくための必要最低限の費用を賄うことができます。         しかし、「夫婦で旅行したい」「ペットと一緒に暮らしたい」「趣味の世界を楽しみたい」などの【暮らしのゆとり】や【趣味を極め、好きなことに気兼ねなく時間とお金をつぎ込みたい】と考えると、年金だけではとても足りず、貯金を取り崩したり、個人年金、親世代からの相続・贈与など年金とは別の財源が必要です。

 このような状況のなかで、今年後期高齢者となる私たち夫婦が実際に半年間【家ノマドワーク】に挑戦してみたら、一体どんなことが発見できるのか、どんな収穫があるのか、実証実験を行います。

■【家ノマドワーク】の定義

 映画ノマドランドの登場人物やノマドワークと呼ばれる言葉には「遊牧民のように固定した住まいに束縛されずに流浪しながら仕事をする」というイメージがありますが、本調査では、以下のように定義します

■家ノマドワーク(ウチノマドワーク)とは                自宅(神奈川県)および実家(神奈川県)の敷地内の自由な室内空間・庭・デッキスペースで、夫婦それぞれが自由な時間に互いに邪魔することなく、小鳥大工としてリーランスの立場で仕事を請け負うこと。

小鳥大工(屋号です)の【家ノマドワーク】は以下2本柱で始めます。                            ◎バードハウスの制作販売  (夫→小鳥大工T担当)
◎ランサーズでのライターの仕事に応募する (妻→小鳥大工K担当)

■夫婦総幸福度指数(仮)
ブータンの国民総幸福度指数からの転用 45→70くらいまで上げられるか

■仮説・検証【家ノマドワーク】による5つの変化  

【家ノマドワーク】はリタイア夫婦の暮らしを変える5つのきっかけになるのではないか。

仮設①【家ノマドワーク】は家族の関係性を変えるきっかけをつくる               (夫と妻・父と母・世帯主とその配偶者 食べさせる人とたべさせてもらう人などの役割から距離を置いて、プロジェクトの仲間として互いに補完しあう関係性構築)

仮設②【家ノマドワーク】は「住まいの居場所流動化」のきっかけをつくる  自宅内ノマド(遊牧民)として狭い我が家を遊牧して仕事をするため、風通しのよい暮らしが期待できる。小鳥大工Kは長年リフォーム工事を仕事としてきたが、大規模なリフォームをしなくても、ライフスタイルの変化にマッチした住まいのカスタマイズは【家ノマド】がもたらす変化となる

仮設③【家ノマドワーク】は仕事の対価としての収入を得るきっかけになる

「本当は美大に進んでみたかった…」                 銀婚式をすぎたころに、配偶者がぽつんとつぶやいた一言が心に残っている。なんでもいい、自分の好きなこと得意なことで対価を得ることに挑戦したいと考えたことが【家ノマドワーク】プロジェクトのきっかけである。 リタイア後のシニア世代こそ【家ノマドワーク】に挑戦してみよう!  ……これが本調査の基本姿勢・大黒柱となります。  

仮説の検証方法

①家族の関係性について → 主観となりますが 5月1日~10月までの実録をまとめて考察します

②住空間のノマド化 →大きなリフォーム等はおこないませんが、従来固定していた【勉強部屋・仕事部屋】から日本HP社よりご提供いただいたchromebook 導入により 作業性・快適性を中心に評価を行います

③好きなことをしてどの程度対価を得られるか                 5月1日~10月31日までにどの程度対価を得られるかを記録します。小鳥大工T→バードハウスのwebshopでの販売 小鳥大工K→普段は工務店の営業事務でフルタイム仕事をしているので 週2日4時間程度でライター業務にランサーズで応募してみます。


■アウトプット・成果 (想定イメージ)

【老人よ!大志を抱け】                       急速な超高齢化社会が進むなかで、リタイア後のシニア世代については 従来のお年寄りとはことなる生き方を選択せざるを得ない状況になっている。今回の調査では リタイア後(年金で一応必要最低限の衣食住は確保できるが現役時代と比べると老後2000万円問題がネックで消極的)という世代をターゲットに                           あなたの、人生経験力をベースに【家ノマドワーク】に挑戦しよう! 

★検討中★ ベネッセコーポレーションの企業理念【よく生きる】から派生して生まれる提案                          よく生きる→生涯を通しての学びを応援する企業 →家ノマドも 同じことを目指している志!!

高齢者のwell ageingのための提案(アウトプットイメージ)

一週間に3時間だけ  楽しく 好きなことを 誇りをもって 【家ノマド】 しよう!!

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 という明るい建設的な方向性でまとめたいです!。

〇 半年間の家ノマドワークの一部については グラフ化(数値評価)

〇数値に表現できないものについては 後期高齢者になじみやすい

標語 いろはかるた! なにか模索中 (川柳は作れない)

■実証実験概要

実証実験 仮設1  実録+【夫婦総幸福度指数】

         →ブータンの国民総幸福指数を応用して 夫婦総幸福指数として評価しみる 給食の栄養バランスみたいな感じ 鶏肉とか豆腐とか

実証実験 仮設2   快適な家ノマドワーク環境を明らかにする

場所・姿勢別 効果測定(主観です))

室内5か所(①リビング大テーブル ②作業部屋 ③屋根と猫のいるデッキ ④バードサンクチュアリを眺める窓辺(スタンディング型)⑤掘りごたつ(白洲正子型)での作業効率調査 予備調査 ⑥公園ベンチ ⑦駅の待合室 ⑧スターバックス等 (エクセルの表にする)


実証実験 仮説3-1 バードハウス制作・販売(2021年5月~10月末)

実証実験 仮説3-2 ランサーズの仕事に応募する(6月15日~10月末)

【効果測定の指標】表(後送参照)

【プロジェクト対象者属性】

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■スケジュール・進め方

【家ノマドワーク実証実験期間】2021年5月1日~10月31日

【報告書のとりまとめ】11月1日~30日

■その他
 

日本HP社の指定企画と平行して作業します



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