ミュージカル ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド
JOJOがミュージカルになる!?
そんなことが可能なのか!?
でも、一部における熱量とミュージカルは相性が良いかもしれないと思った。
JOJOにハマったのは、かれこれ1年半ほど前。当時、中学2年生だった長男から勧められてAmazon primeで観始めたのがきっかけだ。
長男曰く、3部からの方が入りやすいかもしれないとのことだったので、素直に3部から観始めた。
ジョジョの奇妙な冒険は、4歳年上の兄が読んでいた週刊少年ジャンプで目にしていたし、いわゆる『ジョジョ立ち』や、有名なセリフなどは何となく知っていたけれど、ちゃんと読んだり観たりしたのはこの歳になってからだった。
3部を観終えてから1部〜2部、4部、5部と順番に観終えた頃にはすっかりJOJOにハマっていた私である。
今回ミュージカルになったのは、JOJOの始祖、ジョナサン・ジョースターが主人公となる物語、ファントムブラッドだ。
ミュージカルなので当然歌を歌うわけなのだが、原作漫画やアニメでは表現されていなかった、登場人物の心情をよく表現していた歌詞になっていたので、JOJOという作品をより深掘りできたように思う。
JOJOに出てくる名シーンをたくさん舞台で披露してくれたことにも感動した。
ディオが馬車からシュタっと降りてくるところ
エリナとディオのキスシーン
君が泣くまで殴るのをやめない
酒、飲まずにいられない
カエルがメメタァされるところ
ディオがウリィィィィて降りてくるところ
軟骨がウメェ
などなど。
演者の皆さんの熱演も素晴らしかったし、舞台装置も凝っていて世界観に引き込まれた。
ディオ役の宮野真守さん。
足が長くてスタイルもめっちゃ良かった。
歌も上手いし、ディオの苦悩もよく表現されていて、ミュージカルを通してディオの魅力をさらに感じることができた。
波紋の表現、どうするのかなと思っていたのだが、波紋の柄の全身タイツの演者さんが複数人出てきて表していた。
具現化するのは難しかっただろうな。
あぁ…、せっかくの感動を残そうとしていたのに、悲しいかな記憶が曖昧になっているところが多い。
ということを書いていたらなんと、今回の舞台を映像化することが決まったらしいとのことなので、Blu-rayを手に入れて長男にも観てもらいたいと思っている。
漫画やアニメを実写化することにどちらかというと無しだなという思いを抱いていたが、決めつけないで気になったものはどんどん観ていきたいなと思った。
今回のミュージカルを通してJOJOがさらに好きになった。
JOJOを好きで良かった。
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