視覚過敏者にとってのマストアイテム

私は感覚過敏を抱えている。
感覚過敏とは、周囲の音や匂い、味覚、触覚など外部からの刺激が過剰に感じられ、激しい苦痛を伴って不快に感じられる状態のことをいう。
(リタリコ仕事ナビより引用)
私はnoteでよく聴覚過敏について書いているが今回は視覚過敏について書こうと思う。

私は視覚過敏がかなり強く出ていて
一日中、家の中でもサングラスをつけて生活している。
外に出るとサングラスをつけていても遮ることのできない光の影響で、
目を開けることが出来なくなることも日常茶飯事だ。

そんな私が一体どうやって学校生活や日常生活を送っているのだろうか。

私は中学生なので日中は学校にいる事が多い。

やはり学校でも視覚過敏は強く出ている為、眩しい場合は遮光メガネ(薄いピンク色の物)を着用している。

また、体育校外学習など外に出る場合には調光レンズと呼ばれる色が濃いメガネを着用していた。

しかし最近は視覚過敏があまりにも強くなっているので先日遮光メガネを新調した。

私の場合はレンズが黒いものはレンズ内で反射をしてしまい、目を開けるのが困難になってしまう。

その為、オレンジやこげ茶のレンズだとレンズ内の反射を最小限に減らす事ができるのでこげ茶のレンズを選んだ。
また、今まではレンズの色がグラデーションと呼ばれるレンズの下側にかけて色が薄くなっている種類だったが、出来る限り透過率の低い物の方が目を開けやすかった為、オールカラーと呼ばれるレンズの下側も色がついているものにした。

私が遮光メガネをつける際に不安な事が一つだけあった。
それは

先生たちが私のことをひいきしているという声が出てくるのではないかという事だった。


薄い色の遮光メガネは学校でも日頃からつけているが学校でやはり色付きメガネとなると他学年の子や同学年の子から

どうしてサングラスをつけてきているの?

という声も少なくはないと考えた。
そのため、あらかじめ先生にお願いをして遮光メガネの存在を知ってもらうことにした。
先生方のおかげもあって今の所は疑問や批判の声は聞いたことはない。


私にとって遮光メガネは生きる上で必要不可欠な物だ。
目が悪い人が眼鏡をかけるのと同じ事でなくてはならない物だと思う。

単なるおしゃれアイテムに見えるかもしれない。

でも、サングラスは視覚過敏者にとって快適に過ごすことができる道具だ。

視覚過敏を抱えてる人がもっと過ごしやすい様になる時が今後来ることを願っている。


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