重なりを感じるとき。

帰り道。突如ソフマップに寄りたくなって、駅までいつもと違うルートを歩いていたら、心地良いメロディーと歌声に思わず足を止めた。

たくしまけんごさんと、shansさん。
けんごさんの甘く切ない歌声と、shansさんの力強くてでも繊細な歌声が、それはもう絶妙なバランスで響きあっていて。なんだかもう足を止めずにはいられなかったのです。

3曲ほど聴かせてもらったのだけど、その選曲も不思議なことに今の私にどんぴしゃで。

赤い糸(コブクロ)
Lemon(米津玄師)
時の流れに身をまかせ(テレサ・テン)

ふたりは福岡出身で、高校までずっと同じ学校だったそうで。それぞれ紆余曲折ありながらも、音楽がやりたいなという強い想いを持って上京してきて、今に至るのだそう。

特に心に響いたのが、shansさんの「自分は日本の歌謡曲が好きで、その良さを広めるために音楽をやっている。日本語はとてもすてきな言葉で、日本語でしか表現出来ない素晴らしいものがある。だからそれを皆さんにも感じて欲しい。」っていうことば。
(メモしてたわけじゃないので、細かいところは違ってるかもしれません…)

私も日本語の持つ微妙なニュアンスって美しいなと感じ心を惹かれるひとなので、自分よりも若い人が同じような感性をもっていてくれることがとても嬉しかった。

彼と私とでは世代も境遇も違うけれど、ふとしたところで重なり合うものがあって、それってとても尊いなぁと感じた。
そして、素敵なものを素敵だなと感じられる心が自分にあることを再認識できて、あー、幸せだなぁと思った。

お二人に直接このことばが届くかどうかはわからないけれど、

「ありがとう」

そんな気持ちでいっぱいです。

てことで、少しでも沢山の人に彼らの歌声が届くよう、インスタ拡散しておきます!

たくしまけんごさん@hunger.pierrot
shansさん@staba_now

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