私の本の街

2020.09.27

相変わらずの曇り空
（そして雨が降った）

けれど布団から手を出すと
昨日よりもぬっくりしている

＊

昨日は本を借りに大きな図書館へ

先日クレヨンハウスの講演会で、
敬愛する岡田淳さんのご講演を
聞かせていただいた

岡田さんのピュアでチャーミングな姿や
その素敵な仕事に何度もときめいた

そんなこともあり、
今回は小学生さながらの
六冊全て児童書を借りて、
図書館を後にした

ハードカバーの六冊を背負い
話題の黄金町を高架下へ立ち寄ると

ガラス越しに
店一面の本の棚が目に入り、
吸い寄せられた

そこはアート専門の古本屋で
いつの間にか私は血眼になり発掘作業

やっとの思いで選別し
お金を払いお店を出て、
手元の時計を見ると1時間半も経っていた…

疲労感と多幸感と
ノスタルジーに充ち充ちた帰り道

このノスタルは
手に持つ年代物の、
埃をかぶる古紙の甘さから来るのか
将又、どこかにある
私の記憶を呼んでいるのか
と、探りながら

戦利品
所有の悦び

私の背が祖父の腰丈ほどしかない頃から
私にとってここは本の街
日ノ出町〜、万歳だねぇ

#黄金町高架下
#koganechoartbookbazaar

私の好きな古本屋になった