共戦神話（邪視の始祖イプノ）

イプノは神に仕える側近天使の一人であった。

しかし神が人間を創造したことによりイプノの心は酷く荒んでしまう。


イプノは人間を“あの神が創造したとは思えないほどに醜悪な存在だ”と人間の存在を否定的に考えひどく嫌悪した。


これに怒った神はイプノを地獄へ追放しようとする。


しかしこれにイプノは激しい抵抗を見せ結果的に人間界へと落とされてしまう。


神は心の片隅で“人間の側にいれば、何故人間を生んだのか理解出来るだろう”と考えたがイプノの嫌悪感は増すばかりであった。


そればかりかイプノは自身の力を使い人間を破滅の道へ導こうとする。


人間に憑依し惑わせ人間界を混乱の渦へと変えた。


これに対し神はイプノを天界への出入りを禁じ永久追放とした。