【ChatGPTビジネス講座】-10- 自分の企画(アイデア)をブラッシュアップしてもらおう!
……ココは『日本一ハードルが低いChatGPT講座』……。
「仕事でChatGPTをうまく使っていく」ことをテーマにした《ビジネス教室》が開設されたようですよ。
文乃:「確かに“ありきたり”だなぁ……」
堂前:「あれ? 何かお悩み中?」
文乃:「今、「おせんべい屋さん」の販売促進を頼まれてるんですけどね…」
堂前:「うんうん」
文乃:「新しいおせんべいが発売になるので、“新作おせんべいセット”をプレゼントする企画はどうですか?って提案したんです」
堂前:「新商品が発売になったら、それをプレゼントするって王道だよね。どこの会社でもやってる企画なんだから、いいんじゃない?」
文乃:「……あー……。やっぱ、そうですよね……」
堂前:「え? え? なんでそこでヘコむの?」
文乃:「先輩にも言われちゃったんです。“ありきたり”だねって」
堂前:「あぁ、それで…」
文乃:「私ひとりで考えてると、どうしても“限界”があって……。何か良いアイデア、無いですかね~? (チラッ)」
やまなし先生:「期待してますね(笑) 大丈夫です。そういうこともChatGPTくんが大得意ですよ」
文乃:「やった!」
やまなし先生:「文乃さんが考えたアイデアを、ChatGPTくんに見てもらうんです。その時、ポイントになるのが、そのアイデアに「好意的な人」と「否定的な人」の“両方”に見てもらうこと」
堂前:「なるほど。アイデアに賛成の人だけじゃなく、反対の人にも意見をもらった方がいいですもんね」
文乃:「( 私は賛成意見だけでも良いんだけど…… )」
堂前:「それなら、お客さんに意見を聞いてみるのはどうですか?」
やまなし先生:「あ、それはいいですね。
1)新作おせんべいのプレゼントに賛成のお客さん、
2)反対のお客さん
にそれぞれ意見を聞いてみましょう」
ChatGPT:
文乃: 「ふむふむ。好意的な意見は、『おせんべい好きにとっては魅力的』ってことだけど、否定的な意見だと『インパクトが足りない』って感じか…。両方の意見、確かにその通りだけど、じゃあどうしたらいいんだろう…?」
堂前: 「そうだよね、賛否が分かれるのはわかったけど、具体的な改善点はまだ見えてこない感じだな」
やまなし先生: 「その点もChatGPTくんに聞いてみましょうか。今度は、どう改善すればいいか、具体的な変更点を教えてもらいましょう。」
文乃:「それを聞く時も何かポイントはありますか?」
やまなし先生:「はい。企画に賛成の人のアイデア(A)と、反対派のアイデア(B)を出してもらうのはもちろん、その両方を“いいとこ取り”したアイデア(C)を出してもらうと、より参考になりますよ」
堂前:「なるほど。賛成・反対のどちらかに寄せるだけじゃなく、“真ん中”の意見も聞いてみるわけですね」
やまなし先生:「具体的には、こんな感じで聞いてみてください」
ChatGPT:
文乃:「わー、面白いアイデアですね」
堂前:「これなら、先輩も“ありきたり”だって言わないんじゃない?」
やまなし先生:「メーカーさんの意見やご都合も聞いて、その情報をさらにChatGPTくんに伝えてあげれば、よりリアルなキャンペーンのアイデアを考えてくれますよ」
文乃:「ありがとうございます。先方にも聞いてみます!」
・・・・
堂前:「アイデアに好意的な人、否定的な人の意見を聞くって面白いね。
……あ、もうお昼の時間だ。きょうのお昼はどうしようかなぁ?カツ丼がいいかなぁ」
文乃:「ChatGPTくん、『今日のお昼はカツ丼にしよう』というアイデアに“否定的な人”の意見を聞かせて」
ChatGPT:「はい、昼食にカツ丼を食べるのは……」
堂前:「わー、やめてやめて! 迷っちゃうでしょ!」
【やまなし先生の解説】
アイデアを考えたり、文章を書いたりした時…なんだか“ありきたり”だなぁ…なんて思ったことはありませんか?
そんな時、アイデアや文章のブラッシュアップをChatGPTくんにお願いすることができます。
『このアイデアについて、意見を聞かせて』
とシンプルにお願いしても良いのですが、そのままですとChatGPTくんはあなたのアイデアを否定することはあまりありません…(^_^;)
イエスマンの意見だけになってしまわないようにオススメなのは、そのアイデアに「好意的な人」、「否定的な人」の両方の意見を聞くこと。
そうすることで、冷静な“第三者の目”から見た意見をもらうことができます。
通常、ChatGPTくんは“改善のためのアイデア”まで考えて出してくれることが多いのですが、
(A)賛成派のアイデア
(B)否定派のアイデア
(C)その両方をミックスしたアイデア
の3種類を出してもらうようにお願いすると、よりリアルなアイデアが出てくることが多いので、この方法もオススメしたいです。
自分ひとりでアイデアを練っていると、どうしても“独りよがり”、“自分好み”のモノになってしまいがち。ぜひ、ChatGPTのアイデアも聞いてみてください!
【今日のまとめ】
◆ 一人で考えていると、アイデアや文章が“独りよがり”、“自分好み”になってしまいがち。そんな時はChatGPTくんに意見を求めると、アイデアや文章の“幅”が広がる
◆ あなたが考えたアイデアや文章に「好意的な人」、「否定的な人」の両方の意見・アイデアを聞くのがベター
◆ 両者のアイデアをミックスして「良いとこ取りをしたアイデア」を出してもらうと、よりよいアイデアが生まれやすい
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私たち「ことのは塾」は、実際にみなさんのところにお伺いして『生成AIとうまく付き合うための勉強会』の講師をさせていただいております。
呼んで下さっているのは、全国各地の会社やお店、また市役所や生涯学習センターなど。
企業からは『"仕事"に生成AIを使うには?』というテーマを、
市役所などからは『"普段の生活"をAIで豊かにしたい』というテーマをいただきました。
どちらも場面でも、生成AIはとても頼りになります!
でも……”最初の一歩”でつまづいてしまうと、「生成AIって…意外と使えないね」と思われてしまうかも知れません……。
「AIを使って、何をしたらいいの?」
「“検索”と何が違うの??」
「そもそも、使う意味ある?」
そんな“声”をたくさん聞いてきました。
……でも、私たちの「生成AI講座」を受けてくれた方は、
『そういうコトに使えばいいんだね!』
『"検索"とは全然違うんだね。これは“目からウロコ”だわ』
『こんなのが一般の人にも使えるなんて、使わなきゃ損だね』
と変わっていきました。
・・・・
「社員一人ひとりがAIを使えるようにして、良い仕事を笑顔でしてほしい」
「市民の皆さんが、AIを使ってウェルビーイングを実現してほしい」
私たちも同じ“想い”で勉強会を担当させていただいております!
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