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1年後の自分へ手紙を届ける、TOMOSHIBI LETTER

ゴールデンウィークはあっという間に過ぎて行った。

いつもなら福岡に帰省をしたり、
どこか旅行に出かけたりする連休だが
今年は驚くほど家の中で過ごした。

緊急事態宣言。
そんな「緊急事態」が断続的に1年以上続いている。
この事態が日常へと変化しつつあって
一体何が緊急事態なんだろうかとさえ思う
そんなことをぼやきながらも
今はただ家の中で楽しみを探すしかない。

珍しく手の込んだ料理を作ってみた。
Amazonプライムビデオで話題のドラマも一気見した。
朝ごはんにホットサンドを作ってゆっくり食べたり
大好きな芍薬の花を飾って愛でたりもした。

ここ最近は家事や支度をしながら 
stand.fmVoicy
お気に入りの音声配信を聴くのが日課になっている。

この連休中にたまたま見つけたのが
自由丁FM」という音声配信。

蔵前にある「自由丁」というお店の店長さんが
頻繁に更新しているラジオだった。
店長さんとオーナーさんの掛け合いが面白くて
思わず聴きいってしまいフォローした。

自由丁ってどんなお店なんだろう?と検索をすると、
このお店では「TOMOSHIBI LETTER」といって
1年後の未来の自分に手紙を届けるサービスを提供しているらしい。
もちろん、手紙の送り先は自分ではなく、
家族や友人、大切なパートナーなどでも良い。

文房具も手紙も書くことも大好きな私は
早速オンラインショップでTOMOSHIBI LETTERを購入していた。

届いたお手紙セットを開けると
オリジナルのコーヒーor紅茶のティーバッグと
リフレクションカード、自分宛のポストカードに
おまけの絵葉書も付いていた。

指定の自分宛ポストカードの他にも、
お気に入りの写真や便箋の手紙なども
返信用封筒に同封することもできる。

温かいコーヒーや紅茶と共に
自分や大切な誰かに手紙を書く時間は
きっと贅沢な時間になる。

誕生日や記念日などの節目や
仕事で大きなことを成し遂げたとき
これから新しい環境で挑戦するとき
モヤモヤと思い悩んでいるときなど
手紙を書くタイミングは人それぞれ。

1年という時間。長いのか、短いのか。
なんだかよく分からないまま過ぎていく。
少なくとも2020年はそんな1年だった。

私たちの日常はここ1年ずっと
先の見えない状況が続いている。
もう1年、まだ1年。
いつまでこんな毎日が続くんだろうかと
疲弊してきた人もいるのではないだろうか。

そんな今を生きることに少し疲れたら、
立ち止まって目を瞑り
ちょっと先の未来を見てみるのはどうだろうか。

ちょっと先、1年後の未来。
私たちはどんな日常を生きているのか。
この1年がそうだったように、
今と全く変わらないかもしれない。
だけどこれからの1年は、
少しでもいいから変わっていたらいいなと思うのは
きっと私だけではないはず。

全てが元通り、なんてことは考えていない。
それだとこの1年が無駄だったことになる。

そうではなくて
私は1歩でも良いから前へ進みたい。

この1年で失った
大切なことやものを取り戻しながらも
この1年で得た
大切ことやものを持ち続けていきながら
少しでも変化し、前へ進めたら。

この手紙と同じように、
変化や進化のタイミングは人それぞれ。
違って当たり前なのだから、
いっせいのせでスタートしなくていい。
周りと競走したり焦ったりしなくていい。

あぁ、そんな未来が待っていたらいいな。

話をTOMOSHIBI LETTERに戻す。
この手紙は、未来の自分へのプレゼント。
私はいつ送ろうか。
どんな言葉を贈ろうか。

お手紙セットを手に取りながら 
1年後の未来へ想いを馳せる時間は
なんだかとてもワクワクした。

未来へ希望の灯を。


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