『膝枕外伝』「ノアの膝枕へのlove letter」
こんにちは、。先日今井先生や小羽さんの好意によって歌もスキップも上手ではないNワニこと、ワニダンサーデビューしたノアです。ワニのダンスは歌うところがあったので、膝枕より100倍緊張しました。何を隠そうNワニは隠れ麻未ワニさんのファンでして‥‥ここに書いてしまったのでもう隠れではないですが?笑 麻未ワニさんは声も可愛らしく、歌も上手で、おまけにダンスもキレキレでして、正にワニ界のプリンセスなのです。因みに麻未ワニさんは他のワニダンサー達の間でも大人気です。
私が鈴蘭さんと正調膝枕を朗読していた時に今井先生がいらして下さって、鈴蘭さんには少し前にナビコさんをNワニバージョンでやったらどうでしょうかと聞くと、面白いと思いますと肯定してくれました。今ちょうど下に先生がいらっしゃるから聞いてみたら?と背中を押してくれる形になり、思い切って今井先生に聞いてみたところ、即答で「いいと思います。是非作品にして下さい。ノアさんは沢山アイデアをもっているのですね」と誉めていただきました。
それでナビコさんならぬ、ナビワニ(Nワニ)の話を書く決心がつきました。 タイトルにもあるように今回のテーマは手紙です。日頃からお世話になっている今井先生、ふじこさん、麻未さんに感謝の気持ちを込めて手紙を書こうと思って、ならばいっそのこと膝枕作品にしたら、楽しいのではないか?
と言ういきさつがありまして、このような形をとらせていただきました。
きっかけは古典好きな私が古典朗読のお部屋で、ふじこさんに出逢いました。いつも優しい声で癒してくれる、ふじこさんのファンになりました。たまに見せてくれるお茶目なところも好きです。
古典朗読のお部屋で、百人一首の和歌詠みや解説をしてる時に今井先生と運命的な出逢いを果たしました。そして膝枕、100膝一首とどんどんご縁が広がっていき、現在に至ってあります。
前回に引き続き、今回も温かい目で見守ってくだされば幸いです。
休日の朝独り身で恋人もなく、打ち込める趣味もないナビ主の元に荷物が届いた。箱を開けるとワニの腰(みたいな)から下が正座みたいな格好で収められていた。よく箱の中に収められていたな?と心の中で突っ込むナビ主さん。少々呆れ気味です。
ナビ主「あのう、あのうーですね。ノアさん。これまたジョジョの膝枕と同じパターンでしょ?」
ノア(天の声)「ワニと人間、違うでしょ!」
これには絶句するナビ主さん。
ナビ主「似たようパターンのお話は読者は面白くないと思う。それに今回のお話はテンポが悪すぎるよ。みんな、疲れきってるぜ!構成力もゼロ!起承転結してねーえよな。完璧に読者をおきざりにしてるよ。大丈夫なのか?この原稿?
ノア(天の声)「あ、やっぱりそうきますよね?痛いところついてきますね。さすが!ナビ主さん。よっ、読者の見方!」何故か余裕の表情を見せる、ノアさん。
ナビ主「いや〜それほどでもってことになる訳ねーだろ!しっかりしろ。ノアさん。作者が情けないのでここから俺が仕切ることにする!この際ナビ機能は無視する!とりあえず膝枕なのだから、膝枕の目的果たしてくれ!」
ノア(天の声)「はっきり言うけど、今回ナビ主さんとNワニは脇役なんだよね。」
ナビ主「い、いやいや今回の話はナビ主とNワニの話なんだから、俺らが脇役なんてありえねーだろ!」
ノア(天の声)「いや、そうでもないのですよ。元々膝枕のお話が不思議なお話なのだから、予測不可能な展開なんて充分ありえますよ。特にあなた(ナビ主)は1キャラクターに過ぎません。作者の自由にできます。だって作者が物語作っているのだから、作者って無敵です。そのキャラが必要と思えばいてもらうし、不要だと思えば、一瞬で消えてもらうことになるかも知れませんね。あ、今なんて恐ろしいこと考えるんだって思いましたよね?
ナビ主「一言も喋ってないのに、なんでわかるんだよ」一瞬ナビ主の顔は真っ青になりました。
ノア(天の声)「それは私のサイドエフェクトから分かるのです」
ナビ主「サイド‥‥何とか」
カタカナに弱いナビ主さん。ちゃんと発音できてません。
ノア(天の声)「※サイドエフェクトとは超能力の一種です。次回の膝枕外伝のお話にでてきますね」
ナビ主「ほぉー。つまりは宣伝だよな。それにしてもこんなに内容緩くていいのか?ラブレターと言うタイトルの割には愛があまり伝わってこないが?
そもそも自分の作品の中で次回作を宣伝してる人なんて、1人もいないよね」と突っ込むナビ主。
ノア(天の声)「でも宣伝しちゃいけないなんて、決まりはないですよね」ごもっともな意見を言うノアさん。
ナビ主「ま、そりゃそうだけどよ。ところでこのワニ型膝枕ってNワニのことだろ!」
うっ。なかなか鋭いナビ主。
ナビ主「その顔つきから、どうやら図星のようだな。ちょっとこっち来い!Nワニ。」と手招きするナビ主。するとワニ型膝枕ごとNワニがナビ主の前にやって来て、深々とおじぎをする。
ナビ主「お前、折角ワニダンサーとしてデビューしたんだから、皆さんに挨拶ぐらいしておけ。」
Nワニ「せ、先日わ、わにダンサーデビューしたエ、エヌワニです。皆さま、これからよろしくお願いします」また再び深深と頭を下げる、汗びっしょりのNワニ。一言挨拶するとその場を去りました。
ナビ主「よし!よく頑張ったな!あがり症のお前が人前で挨拶できるようになったんだ。たいした進歩だよ」とナビ主は嬉しそうに言いました。
いつからそんな関係になったかどうかは不明ですが、ナビ主さんとNワニの関係は奇妙な師弟関係が成立しています。
ナビ主とNワニは作者より、律儀でしっかりしています。どうやら作者が頼りないとキャラクターが物語の世界を壊さないように頑張る傾向にあるようです。
ノア(天の声)「はい。そこまで!キャラクターの皆さん。本日はこれで終了です。Nワニとナビ主の物語は機会があれば、また書くことにします。どうやら2人の間に奇妙な絆が生まれたみたいですから」
ノアが右手の指をぱちんと鳴らすと不思議なことにNワニもナビ主も消えてしまいました。
今回のお話は私が膝枕(今井先生)に感謝の気持を伝えようと書いたものであっさり、
「今井先生、I love you so much.
special thnks to you.」と言いたかっただけです。
予想に反してキャラクターの2人は頑張ってくれましたね。作者としては感動してます。
ノアにとって膝枕とは、
Amazing (とても素晴らしい)であり、Fantastic (途方もなく素晴らしい)であり、Universe(宇宙的)であり、automatic (自動的)であります。
automatic は自然に膝枕にはまっていくことの意味で使いました。これは皆さん、いつの間にか膝枕に恋してる状態になり、膝枕の虜になり、中毒になっていますよね?
universeは膝枕外伝も数を数えきれない程、沢山ありそのお話は多種多様なので、宇宙に似ていると思いました。膝枕のスケールは壮大ですよね。そしてその心の大きさや懐の深さは今井先生そのものです。いつもありがとうございます。
膝枕リレー1周年おめでとうございます。絵や物語を描く機会を設けていただき、ありがとうございます。最近では朗読もさせてもらって自分自身に驚いています。
ありがとう。膝枕。これからもよろしく。
完
最後まで拙い文章を読んでいただき、ありがとうございました。
※サイドエフェクトとは週間少年ジャンプに掲載されていたワールドトリガーに出てくる用語で超能力です。
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