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こぎつねヘレン

 このタイトルは前から知っているものでしたが、のでしたが,私の勝手な想像でヘレンが途中で亡くなって、感動する安易な物語だろうとちょっぴり上から目線で見てました。
今井雅子先生と知り合って映画を見てみようという気持ちになりました。
それは先生の物語が面白かったからです。
まずは舞台が北海道であることが良かったです。北海道の壮大な自然を見るだけ私の心は癒されていきました。
大沢たかおさんの先生役もぴったりでした。
松雪泰子さんの自由奔放さと大沢たかおさんとの大人の恋も魅力的でした。
初めは太一が矢島先生に色々教えてもらい、動物との接し方、命の大切さ、ヘレンの苦しみなど。
しかしいつな間にか、2人の立場が逆転することが面白いなあと思います。
太一と美鈴の関係も素敵です。
本当の姉、弟の関係になっていきます。
太一はサリバン君と呼ばれてみんなの先生のような存在になっていくところも素晴らしかったです。
周りのみんなを幸せにしていくヘレンは天使のようでした。
 私は初めの安易な考えを悔やみました。もっと早く見れば良かったと思いました。
ちょっと後悔もありますが、この美しい映画を見て、幸せな気持ちになりました。
 楽しい時間をありがとうございました。
 

#映画にまつわる思い出

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