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身体を明け渡すように不特定多数に精神を明け渡すということ

わたしは役者というものは精神の娼婦だと思っている節がある。

友人からラインで言われた。
「お芝居してる時の感覚って、台本とこれまでの人生経験値の最小公倍数的な物が表に出てるの?
何というか、自分が別人になるって感覚とはちがう?
経験値が全く影響ないとは思ってないけど、どちらかというと後者なのかと。イマジネーションの産物って感じがしてた。」

わたしは(自分の場合においては)、どちらかというと前者だと思っている。

そうでないとわたしがやる意味がないし、その行為によってかなり自分の精神が救済されているとも思う。

でもそんなやり方してたらしぬんじゃないかとも思う、若さのなせる技だろうか。

トップ画は短編映画『玉城ティナは夢想する』の玉城ティナさん。女の子をやっている身にグサグサ刺さるので見てください。https://youtu.be/47u2F0uDNKk

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