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2024年2月の記事一覧

孤独と距離の詩

さざなみの届かない場所まで、きみがぼくの手をとって走った、希望も、欲望も、絶望も、きみの前ではただの白紙で、何もないことがぼくの特別、どうか一度だけの瞳をぼくに差し向けて。

触れることの詩

生きるための呼吸に必要な星のひかりのひとすじ、繊細ということばに軽々しく頼らずに触れる地面のつめたさ、愛は安寧ではないもののはずだった、一生分の身体をあげるから、夜明けの色に支配されたい。