山口敏太郎タートルカンパニー初詣に行ってきました❗
2018年1月4日(木)、タートルカンパニーさん主催の初詣ツアー柴又七福神巡りに参加しました。
東京都葛飾区の柴又駅にあるフーテンの寅像前に集合して行きました。
大量
柴又駅から6分くらい歩いたところに、宝袋尊(布袋尊)様が祀られている良観寺があります。
宝袋尊様は中国に実在していた禅僧だったそうです。弥勒菩薩(みろくぼさつ)の化身とも言われています。
大きな袋を持って笑っていますが、この袋には宝がいっぱい詰まっているそうです。
和合成功の神様で、笑門来福・夫婦円満・子宝などのご利益をくれると言われています。
愛敬
良観寺から6分くらい歩いて真勝院に行きました。ここには七福神唯一の女神弁財天様がおられます。
金光明経の八臂像の仏像で、インドの経典に出てくる水の神サラスバーティというヒンドゥー教の女神様です。
五穀豊穣の神様でもあるそうですが、知恵と財宝の神様として有名です。
学問・芸術・弁舌の才を与えてくれると言われています。
威光
真勝院から2分ほど歩いてすぐのところに、毘沙門天(帝釈天)様が祀られている題経寺があります。
毘沙門天様は四天王の一仏のインド神で多聞天とも呼ばれています。武将の格好をされており、天邪鬼を踏みつけています。右手に持っている宝棒は財福を生むとされ、左手に持つ宝塔は除災招福を意味するそうです。融通招福の神様と言われています。
柴又七福神巡りの中で、一番境内が広くてお堂も三つありました。
中でも帝釈堂というお堂に施された竜の彫刻が素晴らしかったです。
おみくじ引いて末吉が出ました。かわいいサンリオキャラクターや天然石など、他にも開運するおまけが入っているおみくじも数種類ありました。全種類のおみくじ引きたくなっちゃいますが、もちろん一つだけしか引いてはいけません。
人望
題経寺から4分くらいで万福寺に着きます。
ここに祀られている福禄寿様は南極老人星の化身で中国道教の長寿神です。
左手には巻物を括りつけた杖を持ち、右手には宝珠を持っています。短身長頭で白い髭がある仙人の姿をしています。鶴と亀を連れている招徳人望の神様です。
幸福・高禄・長寿の三徳のご利益があると言われています。
さらに、廻すと般若心経を一読したことになるという摩尼車(まにぐるま)がありました。有難いですね。
有福
さらに7分ほど歩くと、大黒天様が祀られている宝生院があります。
ふっくらしたお目出たい笑顔が恵比寿様とよく似ていますが、大黒天様は大きな袋と打ち出の小槌を持ち米俵に乗っています。
大自在天の化身で、インド神と大国主命の神仏習合とされています。農業の神様で多くの人々を救済し、出世財福をもたらすと言われています。
清廉
宝生院から3分くらいで医王寺に行きます。七福神の中でも一番有名な恵比寿天様が祀られています。
恵比寿天様は七福神唯一の日本の神様で、商売繁盛のご利益で知られています。狩衣姿で右手に釣り竿を、左手には鯛を抱えて笑っている航海と漁業の神様です。
弘法大師像も向かって左側に立っていました。
弘法大師様の足跡を巡行していた中興祖源珍僧都(ちゅうこうそげんちんそうづ)が村人から一体の恵比寿天を頂き、山中に安置してお供えし二十一日間修行されました。すると川底から砂金が出て来たことから、「恵比寿天を礼拝すれば商人は金銭意の如く集まる」と広められました。
かつて医王寺の境内から湧き出ていた清水と護符と茶目薬で眼病が治ると言われていたことから、眼病平癒祈願の参拝客も未だに訪れるそうです。
寿命
医王寺から1分くらいのところにある新柴又駅から電車に乗って高砂駅に行き、駅から6分くらい歩いて観蔵寺に行きました。残りの七福神は寿老人様です。
寿老人様は福禄寿様と同じく南極老人星の化身とされる中国の神様です。頭が長く左手に巻物を括りつけた杖を持ち、右手には団扇と桃を持ち鹿も連れています。
団扇で難を祓い、桃と鹿は長寿を意味します。長寿延命と冨貴長寿のご利益があるそうです。
解散
全部巡ったとこで高砂駅に戻り解散しました。
タートルカンパニーさんとそれに連なる皆様、これも何かのご縁ですがご一緒に七福神巡りできて良かったです。ありがとうございました。
柴又で七福神巡りしたのは今回が初めてでしたが、珍しい物をたくさん目にできて、良い運気をたっぷり吸収できたと思います。
七福神とは日本では誰もが知っている有名な神様方ですが、実際巡ったり調べたりするうちに知らなかったことが結構ありました。七福神も奥が深いと思いました。
七福神巡りをされたことある方もまだされていない方も、もし柴又に行くご機会とご縁に恵まれましたら、七福神様方のご利益に授かって頂ければ幸と思っております。
参考文献・参考URL
「柴又七福神巡り」パンフレット 葛飾区観光課2018年1月
仏教総合サイトBUDDHA WORLD「七福神の由来・七福神の紹介」 http://www.kotobuki-p.co.jp/fukujin/shichi.htm
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