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アルバム『MOUNTAIN』と私


こんにちは。こんばんは。ことみです。

今日はベルマインツのアルバム『MOUNTAIN』についてお話ししようと思います。

私がベルマインツを好きになったきっかけの曲である『逃避行』はこのアルバムに入っています。最初は逃避行ばかり聞いていましたが、そろそろ他の曲も聴いてみたいなあ、とアルバムを一通り聴くことにしたのです。

まずは一曲目、『コラージュ』
軽快なサウンド、聴いた途端ノリノリな気分に!この曲はイントロからおー!いい!!!私が好きな感じ!ってなりました。
曲の途中でボーカルの声が変わって、初めて聴いた時の私は、ベルマインツがツインボーカルということを知らなかったので、びっくり。
え!もう1人歌ってる!!!この人の声もいいな!となりました。

二曲目、『ハイライトシーン』
この歌は今まで聴いたことのない曲の展開で、普通の歌のAメロBメロサビの構成じゃなく、突発的にメロディーが変化するから、面白い歌だなと思いました。途中のギターも、頭に残るリズムで、めっちゃ好きです!それにしても、盆丸さんの声が歌詞にマッチしすぎていて、、出会うことができて、幸せです。
「波の向こう 蹴り上げて跳んだ
君とゆこう この眼で見たいよ」
このフレーズ、心躍ります

三曲目、『ズームアウト』
この歌は、思いを人ではなく、他の生き物に乗せて、ここでは鳥に乗せて、伝えてくれます。
私たちが、表しにくいような感情を、掘り出して歌詞に乗せてくれているので、メロディーもいいですが、歌詞を見ながら聴くのをおすすめします。二項対立というのか、交わることのできない人と鳥の世界観を重ねている気がします。人目線の鳥と鳥目線の世界、私はそう解釈しています。ここには盆丸さんのどんな思いが込められているのか、考察が難しい、、

四曲目、『浮かれてた』
とにかく衝撃でした。普通のラブソングではない、でもどこか好きな相手を失う苦しさを歌っているように感じます。「壊れたカップ」は好きな相手に見立てられ、また新しく好きな人ができても、「絆創膏を濡らす度」に過去を思い出して心が痛む。
好きだった相手との会話も少なくなり、楽しい会話の状況さえ記憶が薄れていく、、、
「名残惜しさの形さえもぼやけてゆく」
上手くいかないことに後悔しても、過ぎ去った日々は戻らない、
すごく深く考えてしまいます。ベルマインツでは珍しい、失恋ソングのよう。

五曲目、『装丁』
アルバム11曲のうちの半分は、『装丁』が前半と後半の区切りの役目を果たしています。
装丁は、本を綴り表紙などをつけることを意味しています。綴じた本のページには、「向かうところがあるものよ」、
出来上がったものは、必ず別れがやってくる
それを手放す時が来る、それが丁寧なものなら尚更、手放したくはないけれど。自分の大切にしているものも時が経てばいつか手放す時が来るのかな、。寂しくなりますね。

六曲目、『2023』
2022年にベルマインツに出会った私は、この曲を聴いて迫り来る2023年のことをよく考えました。
2023年はどのように生きているか、自分の人生にとっていい年になっているのか、、
「2023」は後先の見えない生活を、どのように過ごしていくのか考える道標です。
2023年はいずれ来る、時が経てば嬉しいことも楽しいことも、辛いことも、悲しいことも全て私の人生の窓できらめいている。
2023年を生きる私、2022年では想像もつかないくらい素晴らしい日々を送っています。

七曲目、『魚』
曲名の通り、魚の世界。だけどどこか、人間の世界。そんな歌です。
「痛み感じない体を得る怖さ 耐えられる?」
どういうことだろう、今でも答えは出ません。
でも、自分のやりたいこと、やり遂げたいこと、たとえ大変な道だとしても乗り越えていく覚悟を表しているかもしれません。
「流線形の自分になるまで」
私は果たして波に乗れるのか。(笑)


八曲目、『逃避行』
私をベルマインツに出会わせてくれた歌、逃避行。
逃避行については、1つ、noteを書いていますので、そちらを見てください。


九曲目、『喝采』
アップテンポな曲とはまた違う魅力がある歌です。
今を生きている喜び、素晴らしい人たちとの出会い、家族の温かさ、感じられます。
普段会えない人だって、いつか必ず、会える。
それが何年前だって、また思い出を更新すればいいじゃない、と。いつどこかで会っても、素晴らしい夜になることは間違いなし。
みなさんは今会えてないけどまた会いたいと思う人はいるでしょうか。
この歌を聴いたらまたどこかできっと出会えるような気がしますよ。


十曲目、『微熱』
愛する人の大切さを、感じます、
「弛むロープの端を ふたりで結ぼう
二度と解けぬように 祈りを捧げる」
2人の間にできた溝を埋める、大切な人を失う前に。それでも自分の不甲斐なさに涙する。
解釈が難しい、この歌ですが、何か感じるものがあって、それをまた言葉に表すのが大変です。盆丸さん、どんな感情、どんな背景からこの歌詞を書き出したのか、聞いてみたいです。

十一曲目、『時代』
私たちを数年苦しめた、コロナウイルス、
2022年から少しずつ緩和されてきて、これが「時代と時代のちょうど隙間」であり、その間に自分のやりたいことが見つかった、私の生活に合っている歌です。やりたいことは見つかったけど、でもまだどうすればいいのかわからない、そんな日々を過ごしました。つぎの時代が来ても、私たちはきっと上手くやれるし生きていける、そんな気持ちになる歌です。

今日は本当に長々と書きました。
ここまで読んでいただきありがとうございます。ぜひ私の意見も汲み取ってもらって、ベルマインツの『MOUNTAIN』聴いてください。
きっと新しい出会いが待っています!

まだまだ話し足りないです。気が向いたら書きます。1日一個とは限らず書ける時に。

サンキューゴラッソ!でした。

p.s. 本日のお写真は8月24日、下北沢BASEMENTBARで行われたCrispy Camera Clubの定期企画、Get the Crispy!のライブの時に撮らせていただいたvo/gt小柳大介さんです。すごくかっこいい🥹です。
写真も好きなものを選びながら、投稿しますのでそちらにもぜひ注目してください。

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