夏の青空の下
砂の地面に置かれた
七色のビー玉を
指で弾いた時に
ふと、爪に残る痛み

記憶が甦る時
一緒に思い出す
あの軽い痛みは
いつまで
どこまで
私の中を
取り巻くのだろう

心の周りを
規則正しく公転する
衛星のような
小さな証として…



#言の葉の琴糸
#詩



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