心の紙飛行機

蒼い蒼い空の色が
ビルのガラス窓に映り込んで
景色の中に溶けてゆくのを
歩道橋から眺めてる

あの日、この街で
夢の決意を告げて
遠い所へと旅立った貴方…

あれからずいぶんと
時は流れたけれど
貴方の事を
時々思い出しながら
変わらずに
この街で生きている

あの頃の私以上に
味方になってくれる人は
傍にいますか?
と、貴方に問いかけながら
今、心の紙飛行機を
蒼い景色の中に吹く
風に乗せてみた

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