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なるべく大きな一定規模で・・・T‘s FORUM計画

通常規模のマンションだと、だいたい1階がエントランスと駐輪場、駐車場になって、結果前面となる通りの「賑わい」がなくなってしまう・・・
何ということか、マンション住民のおかげで人口は増えて、街は「賑わう」はずなのに、皆マンションに帰ると(セキュリティの内側に入ると)外界と隔絶された生活となり、道から、街から、人の姿が無くなくなってしまう・・・ということを言いました。日本設計の古田です。
ということで、東武不動産ではなるべく新しく建て替わるときの建物敷地規模を出来るだけ大きく取れれば1階部に「賑わい」のための店舗等を誘致出来るのではないか、と考えて、用地の取得後にはお隣さんへの呼び掛けをしてきました。「ことまち〇号館(仮称)」については、将来そうなる「つもり」でいる土地なのですが、如何せん「人は、それぞれ」ご都合もそれぞれあり千差万別、まつわる不動産も動くタイミングというものがそれぞれあるものです。長い目で、そうなることを想いながら、暫定施設としての「ことまち〇号館(仮称)」をしっかりと運営して、「賑わい」の創出に全力を注ぐ訳であります。

参考「蔵前・Nui. HOSTEL & BAR LOUNGE」さんより拝借


では、その後・・・それが実現したときには、果たして何が出来るの!?ということで、今回のタイトル「T‘s FORUM」の話になるのであります。
2月のイベント時に、来場して頂いた方から「結局ここは、東武ホテルになるんでしょ」と言われました。どうやら、第3弾で登場した△△氏が当時そのように説明していたようですが、ちょっとだけ違いますかね。
一言で言うと「T-homeが立体的に積み上がったような建物」ということでしょうか。ホテルのようでもあり、勿論住み続けられるような場所でもあり。仕事場となる場合もあります(実際、T-homeでそのような使い方をされておられた方もいらっしゃいます)し、短中期滞在型のサービスアパートメントのような使われ方でもよし。とても多様な住空間ということになろうかと思います。まだ1棟も出来てなく、妄想・構想の状態ですが、そんなイメージを持っています。
おや、待てよ。冒頭でマンションのことを云々とまるで悪口のように言っていたけれど、果たしてどこが違うのか!?
そうなんです、私達は、出来ればそこにお住いの方々には大いに外に出て頂き、この街を楽しんでもらいたい、気が付けばその賑わいに参画していた…というような住まわれ方を期待し、そのような仕掛けも作って行きたいと思っております。じゃそれは、何!?
ことまちプロジェクトで色んなことを試して、そして皆さんのご意見も伺いながら、もっともっと考えて行きたいと思ってます。


今回のタイトル「T’s FORUM」は、そうです、まだ建ってません。(笑)
でも、建物の名前は兎も角、「ことまちプロジェクト」に賛同を頂き何らかの形でそれを実現させることは、どちらのオーナー様がやられても全く構いませんですから(全てを不動産会社一社がやるなど、ありえません)、これからたぶんどこかで「T’s FORUMゼロ番館」とでも申し上げたい建物が出来るんじゃないでしょうか~!? ・・・ということで、この話の続編はまたどこかで。

参考「蔵前・Nui. HOSTEL & BAR LOUNGE」さんより拝借

それから、まだまだ他のことも考えてます。「高台まちづくり」という「方針」があります。

高台まちづくりのイメージ(国交省資料より抜粋)

参考:災害に強い首都「東京」形成ビジョン概要版(災害に強い首都「東京」形成に向けた連絡会議)
https://www.mlit.go.jp/river/shinngikai_blog/renrakukaigi/pdf/vision2.pdf

出来れば3階レベルくらいに、隣棟に向けてデッキを掛けれるようにして、隣棟が建て替えたり、リノベーションしたりしたときにはデッキで繋げる、と。ですから、3階部分は「共用部」になるんでしょう。コストもかかれば、容積も苛めます。なれば、そうすることでかかったり苛めたりしたものをボーナスしてもらえるような、そのような制度なんか今後考えて行くことはできないか?先回「ほこみち」の実現を夢見ている話をしましたが、こんな妄想も一緒にしてます。まだまだ勝手な一人妄想ですが、今後そういうことも地元の方々と一緒に考えて、皆さんにご同意を頂けるようでしたらば、将来的には皆さんと一緒になって行政にも協力を求めたいと考えてます。
将来、ハード・ソフト共に災害に強い、コミュニティ溢れる街(=賑わいだ!)を目指して、考えに考えて、そして先ず今やること=「賑わい」創出に、引き続き邁進して参る所存でございます。

TO BE CONTINUED


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