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「賑わい」って、何?

おしなり商店街の賑わいを!と、言っておりますが、じゃ賑わいって何よ。どういうことを言っているの?という質問もあろうかと思います。
日本設計の古田です。
特に哲学的なことを申し上げている訳ではありません。感覚的な話です。
然らばこんなイメージは、どうでしょうか?

イメージ(松山・花園通り)
●:https://sotonoba.place/hanazonomachi-matsuyama
イメージ(天王洲アイル)
●:https://geo.8984.jp/mansion/tokyo/plat/townguide/7282/

これは、先回「ほこみち」に触れましたが、「ウォーカブル」「歩いて楽しい街」という政府方針があります。これもそういうイメージのようです。


令和元年6月26日、「都市の多様性とイノベーションの創出に関する懇談会」の提言として、『「居心地が良く歩きたくなるまちなか」からはじまる都市の再生』がとりまとめられました


https://www.mlit.go.jp/toshi/walkable/【ウォーカブルポータブルサイト】

実は、「通り」だけではなくて、「水辺」だって同じように「賑わい」を創出・演出出来るんです。

イメージ(札幌・創生川)
●:https://www.mlit.go.jp/road/sisaku/dorokeikan/index.html

どうですか!?
業平1丁目~5丁目に亘っては、閑静な住宅街なんだよ、騒々しいのはごめんだよ。と仰られる地元の方々もおられることと思いますが、そこでこんなレポートを公開させて頂きます。「ロンドン・ヘルシーストリートアプローチ」というロンドン交通局とバートレット建築都市計画大学院との共同研究ですが、歩いて楽しい街は、地元の人の買い物量が増え、より清潔で健康的で居心地の良いものになり、空室率は減少、地価は上昇する、という結果が出ています。
https://forbesjapan.com/articles/detail/24090】

商店街は、商店街らしく賑わっていた方がやっぱり楽しいでしょう。
ともあれ、東武鉄道伊勢崎線(とうきょうスカイツリー駅付近)連続立体交差事業が完成する頃にはかなりの南北間の人の行き来が増すことと思います。

墨田区パンフレットより

おしなり商店街には「普段使い」という地元密着のポリシーがあります。川沿いのアクティビティについても、是非地元の方々を中心に盛り上がって欲しい。勿論、観光客の方々にも楽しんで頂きたい。外から来られる方に肝要な地域柄も、墨田区の良さの一つです。
だからなんとかそんなことが実現できるよう、まず賑わいを作りたいと思います。
東武不動産が誘致する店舗については、どこの街にもあるようないわゆるナショナルチェーン店ではなく、「ことまちプロジェクト」に共感頂いた上に、尚且つ新しい業態にチャレンジしたり、地元第一に考えて頂くような方を候補に考えております。
次から次と、点が点と結ばれて線となり、密接に関連することで面的に拡がっていくように賑わいの舞台を作り上げて行ければと夢は拡がります。

「ことまち1号館(仮)」では、小さいですが広場(庭)も作ります。勿論、誰でも入って来れます。

イメージ(松山・みんなの広場)
●:https://sotonoba.place/sotonobaaward201703
イメージ(下北線路街空地)
●:https://uds-net.co.jp/work/shimokitasenrogai-akichi 

どうかお楽しみに!!

TO BE CONTINUED

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