「古家具の再生」
改めて正直に申し上げます。ことまちプロジェクトは、元々、リノベーションで、やりたかったのです。ことまち1号館(仮)も当然然り=対象地は、2月開催の「ことまちはじめの小さなワークショップ」のイベント会場ですが、不特定多数を迎え入れる施設として旧家屋は耐震強度等の問題を解決できず、結局解体し、暫定という位置付けで木造・鉄骨造の各2階建2棟を新築することになりました。
往生際が悪くみえるかもしれませんが、但し、これから続いていくことまちプロジェクトはやはりリノベーション中心で行きたいのです。
建築物を更新(建替)するにあたっては、RC造ですと50年とか60年とか一般的には様々な説があり、
また、新築する際は1Fの賑わい創出のため敷地面積ある程度必要云々などと言っておりますが、それまでの間はまちの社会資本としてそれぞれの建物についてはやっぱり是非頑張ってもらいたい訳であります。
そんな想いの一片としても、今回解体した家屋の中に存置されてあった沢山の家具達を、建物共々処分に至らせることについては誠に忍びなく、再利用等出来そうな家具はレスキューし、2月のイベントの際に、会場で一部公開させて頂いておりました。
2月のイベントの際に、会場で公開していた「古い家具」達。ほんの一部ですが。
そのまま、来場者さんのお問合せに応じて、引き取り手を探してましたが、まだこんなに残ってます。
それら、こんど7月22日(土)に、一気に公開します!!
是非お越しください。詳しくはこちらへ。
【現状の保管状況】
実は数名の方には、既に引き取って頂きまして、「苗木」と同じように「ちゃんと、こんな風に使っているよ」と報告も頂いておりまして、新しい場所で次の人生?を歩んでいるよう安心してます。
可能な限り、古くて使えるモノは残して、新しいものには継承していく(⇒某日本橋の大手デベロッパーも同じようなTVCMをしてますが)ということ、即ちこの企画もそういう姿勢の一つの表出でして、出来れば幾つかは自分達で使っていきたい(ことまち〇号館の、どこかで)と思ってますが、心ある方にきちんとアップサイクルして現役として使って頂ければ嬉しいなあとも思ってます。
例えば・・・・
【好事例:その1】
【好事例:その2】
【好事例:その3】
(他、➡バチスカーフさんの写真を掲載予定)
まだ決まっておりませんが、残っている古い家具達、依然として引き取り手を募集しておりまして、そのための公開機会を設けたいと思ってます。それをお待ち頂いても良いですが・・・個別のお問い合わせにも全然応じておりますのでどうかお気兼ねなく、こちらの方へ宜しくお願い申し上げます。日本設計の古田でした。
TO BE CONTINUED
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?